1巻のあとがき
昔読んでいたある漫画には、巻末に筆者による各話の振り返りコメントが書かれていた。
漫画自体は好きではなかったが、そのあとがきは好きだった。
自分の感想と筆者の感想がことごとく違っていたからだ。
それ以来、いつかあとがきを書いてみたいというに憧れを持った。
そういうわけで、100記事程度を1巻としてとらえて、あとがきを書くことにした。
著者近影
お気に入りの3記事
maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp
少しずつ「書きたいことを書けばいいや」と思うようになった時期の記事である。
前半は要らないが、後半は当時の臨場感を伝えられていると思う。
本当にあの夜は生きた心地がしなかった。
ちなみに「虫が...虫が怖いです」は当初「安西先生...虫が怖いです」であったのだが、脈略がなさすぎて変更に至った。
maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp
いい意味で慣れてきた時期の記事である。
これは書きながら面白いと思っていたが、当時の女の子がこの記事を読んで、僕に呪いをかけないか今も心配している。
初めて会ったときに、僕の後ろばかりを見ていたのが本当に怖かった。
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実際はボンちゃんは片足が床に埋まり、後ろに倒れていたと思う。
しかし恐怖で冷静な判断が出来なかったのだろう。
視界から消えた瞬間は本当に我を失った。
しかし昭和って「何でもあり」に近い状態だったんだなぁ。
素敵な思い出がいっぱいある時代なんだけれども。
反省の3記事
maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp
反省している記事は初期のものに多い。
まず無駄が多い。
小ネタ自体は悪くないが、その出し入れの仕方にエレガントさを感じない。
また初期は過剰に人の目を意識してか、「ですます調」で書かれているが、それも記事のスピード感を損なう結果になっていると思う。
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これは...何というか、どこが面白いのかよく解らない。
カレーパンマンのくだりが敢えて言うならばだが、それでもパンチラインにしては弱すぎる。
この話は実話であり、実際歯は折れたのだが、美味しい書き方ができなかった。
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この辺りの記事から「ですます調」でないことが増えてきた。
前半の内容も悪くはない。
しかし前半の内容に対する後半の内容が薄い。
事実なのだから仕方がないかもしれないが、前フリを活かしきれていないことがどこまでも勿体ない。
もったいないオバケが出そうである。
しかし仮にもったいないオバケが出たとしたら、霊が見える女の子が僕に送り込んできた可能性を疑ってしまう。