前口上
男は空腹に気が付いた。
台所へ行き、冷蔵庫を開ける。
食材は何もない。
しかしそんなときにご飯が炊けた音がする。
これ幸いと丼にアツアツご飯を入れ、インスタントのわかめスープを用意する。
さて今日は何のふりかけをかけようか。
混ぜ込み炒飯風 (浜乙女)
男はわかめスープが大好きだった。
お味噌汁よりも好きと言っても過言ではない。
わかめスープというだけでテンションが上がる。
出来たらもう一品ほしい。
ちゃんとした料理が食べたい。
けれども何かを作る時間も材料も精神的なゆとりもない。
面倒なのだ。
こんなときに合うふりかけは混ぜ込み炒飯風 焼豚 (浜乙女)だ。
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男はささっとご飯に混ぜ込み炒飯風 焼豚 (浜乙女)をかける。
ふわっとごま油のような香りが広がる。
この香りだけでご飯が食べられそうだ。
そしておもむろにアツアツご飯と混ぜる。
たったそれだけで炒飯の出来上がりだ。
実際、かなり本格的に炒飯なのだ。
時間にして30秒かかっていない。
あの炒飯を作るときにフライパンを振っていた時間は何だったのか?
そう、このふりかけ1つで立派な1品ができあがるのだ。
食べ進めていくと、具材のクリスピー感も楽しめる。
そしてふりかけとは思えないような複雑な味がする。
わかめスープもいい仕事をしており、スプーンが止まらない。
男はあっという間にお皿を空にした。
ご馳走様でした。
こんな短時間で、こんなちゃんとした炒飯が食べられたことに感動を隠せなかった。
お弁当にかけていただいた感想
朝、弁当にふりかけてから6時間ほど経って食させていただいた。
・混ぜたものを弁当に入れないといけないのでひと手間増えてしまうが、その手間を帳消しにする美味しさである。
・冷めても美味しく、かなり炒飯と言える。
・正直、お弁当がこれだけでも文句はない。
(ただし栄養のバランスを考えて野菜は食べた方がいい。)
・デフォルトで入っている具が種類豊富で、味に飽きが来ない。
・弁当にかけた場合は、ネギがいい仕事をしていることに気付く。
・上品ないい油を食べている感じがする。
まとめ
コスパもよく、家に1袋常備しておくべきアイテム。
忙しい方でもあっという間に炒飯を食べられる。
本格的な味であり、複雑な風味が広がる。
このふりかけがかかったご飯に唐揚げなどがあれば、パワー飯として充分成立する。
※ 購入をされる場合はご自身でアレルギー物質を確認してください。