前口上
男は空腹に気が付いた。
台所へ行き、冷蔵庫を開ける。
食材は何もない。
しかしそんなときにご飯が炊けた音がする。
これ幸いと丼にアツアツご飯を入れ、インスタントの味噌汁を用意する。
さて今日は何のふりかけをかけようか。
磯のふりかけ (浜乙女)
何事に関してもその真の魅力に気付いたときはとても嬉しいものだ。
見た目から想像したものを中身が超えてくると何だか得した気分になる。
嬉しい驚きは幾つになっても心を弾ませる。
今日いただくふりかけは見た目はシンプルではあるが充分食欲を感じさせる。
しかし中身は想像を超えるほど複雑で味わい深い。
そう、それは磯のふりかけ (浜乙女)だ。
- 価格: 2659 円
- 楽天で詳細を見る
味付け海苔の風味が素晴らしいの一言。
味付けごまが味のアクセントになっている。
味噌汁と合わせると立派な日本食だ。
3種類の味付けごまが味に奥行きを与えている。
そこにいりごまが合わさって、さらに立体的な味になる。
海苔、青海苔、味付け海苔と海苔にも重要な意味を持つバリエーションがある。
最初は空腹に染み渡る優しい美味しさに癒やされるが、食べ進めるとその複雑な味わいに感動する。
さすが海苔専門店のふりかけだ。
見た目はそんなにたくさんの種類の具が入っているようには見えないが、こんなにも手の込んだ工夫がなされている。
60年以上愛されている理由が解る。
ご馳走様でした。
食べすすめていくほど箸がとまらなくなった。
お弁当にかけていただいた感想
朝、弁当にふりかけてから6時間ほど経って食させていただいた。
・ごまとあおさの風味が凄い。
・このコンビネーションの味わいの奥深さに飲み込まれそうになる。
・あおさの香りがかなり離れた距離でも感じられる。
・絶妙な苦みが食欲を爆発させる。
・大人だけがわかる旨味。
・海苔の柔らかさとごまの弾ける歯応えのコントラストがたまりません。
・口の中に長い時間を持続する美味しさ。
・あおさがここまで全面に押し出されたふりかけも面白い。
まとめ
さまざまな海苔とごまが味に階層性を作り出している。
シンプルなのに迷宮のような味わいの深さを感じる。
一口味わえば60年以上愛されている理由が解る。
さすが海苔専門店のふりかけだと感動を覚える。
※ 購入をされる場合はご自身でアレルギー物質を確認してください。
maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp
※ ちなみにこのカテゴリーの記事はサブタイトルは【最高のふりかけを求めて】だったのですが、最高のふりかけはメンタルとフィジカルの状況によって異なるという考えに辿り着き、【おすすめ!美味しいふりかけに魅せられて】に変更させていただいきました。