日本語に悩む
恥の多いブログを書いてきました。
先ほどのことであるが、まだ公開するつもりのない記事なのに誤って「公開する」ボタンを押してしまった。
そんなとき人は「んあぁぁぁ」という言葉を発する生き物になる。
そう言えば西村君のお爺さんもよく「んあぁぁぁ」と言っていた。
誤ってお爺さんのことを「ジャイアント・ロボ」と呼んでしまったときも「んあぁぁぁ」と言ってくれて嬉しかった。
「人間って捨てたもんじゃないな」と思えた瞬間だった。
まぁジャイアント・ロボは人間ではないのだけれども。
そんなとき僕の頭に流れるのは昔見ていたアニメのエンディング・テーマだ。
タイトルは忘れてしまったが、人外の生き物が人間を羨ましがるというものだったと思う。
そんなことはどうでもいい。
誤って「公開する」ボタンを押すと夏の空に紙飛行機が消えていくような感じを受ける。
まるでもう手が届かない過ぎ去りし日を心に灯すかのようだ。
「公開する」ボタンを誤って押すことで生じる問題は順番通りに記事が公開されないことである。
要するに前編・中編・後編があるとして前編の次に後編を送ってしまう感じだ。
これではせっかく読んでくださる読者様に大変申し訳がない。
慌てふためいて記事を消去するのだが、消去まで1分とないのにスターを付けてくださる読者様もいる。
その読者様にいつかまた同じ記事を配信することになると思うと胸が苦しい。
そんなことはさておき今日も今日とてあまりにもブログに書くネタがないので、心に去来する想いを中継したいと思う。
突然であるが僕は日本語が苦手だ。
もういい年齢なのに意味がわからない言葉が多すぎる。
もちろんそれは僕が本を読まないことに起因する。
スーパーのチラシや辞書は隅々まで読むくせに本は全く読まない。
だから本当に意味を理解していない表現がある。
たとえば「延べ人数」だ。
どういう意味なのか全くわからない。
「金の延べ棒」の「延べ」と関係があるのではないかとふんでいるのだが、全く中身が見えてこない。
そのほかにも「次の水曜日までは休み」という表現も僕にとっては悩ましい。
たぶんふつうの日本語話者ならば何とも思わない表現だと思うが、僕には悩ましいものなのだ。
要するに「水曜日を含むのか含まないのかどっちなんだい!」と思ってしまうのだ。
どうやら「次の水曜日まで休み」においては水曜日は休みではないらしい。
ならば「次の水曜日まで休み」ではなく「次の水曜日から仕事」と言ってほしい。
日本語力の欠落が欠落している。
やはり進研ゼミの勉強に関する箇所にいっさい手をつけず、漫画だけを読んでいたことが仇となったのだろうか。
そんな理解に苦しむ表現に出会ったとき、人は「んあぁぁぁ」という言葉を発する生き物になる。
そう言えば西村君のお爺さんもよく「んあぁぁぁ」と言っていた。
誤ってお爺さんのことを「ジャイアント・ロボ」と呼んでしまったときも「んあぁぁぁ」と言ってくれて嬉しかった。
「人間って捨てたもんじゃないな」と思えた瞬間だった。