世にも奇妙なタグ博物館
今回の記事はブログ「まる猫の今夜も眠れない」にてこれまでつけられてきたタグを見直すという内容である。
以前とある記事の中で「僕にはタグをつけるセンスが皆無」と述べたが、振り返ってみるともはやつけないほうがいいタグしかないことに驚かされた。
それでいてタグは3〜5つに絞るのがおすすめというアドバイスを必ず守っている至極局所的な常識人ぶりに人間のスケールの小ささが浮き彫りになっていた。
展示品1 #冬が始まるよ #ジョギング #高齢者
全く内容が見えてこない。
こういうことなのですよ、僕のタグつけのセンスがないところは。
遊べる本屋さんのポップを見て勉強をしないといけない。
展示品2 #うなぎのツェネガー #ボブ #お客様の声
そもそも「うなぎのツェネガー」などというフレーズを検索する人間などいない。
そして検索されないフレーズをタグにすることが何を意味するかがわからないとは我ながら情けないの一言である。
展示品3 #心の窓 #ラブレター #愛するということ
「愛するということ」とは大きく出たが、そんな哲学的な記事を書いた覚えがない。
全体を通してどんな記事なのかが全く見えてこないのだから、「心の窓」も曇った窓なのだろう。
展示品4 #パジャマ #お邪魔 #ズボン
たぶん2つめのタグは勢いでつけたに違いない。
パジャマときたらお邪魔になるのは至極当然だ。
しかしながら勢いでタグをつけたら、タグと内容が乖離してしまうということになぜ気付かないのか。
展示品5 #FACE ID #パン #お酒
「全然内容が見えてこない再び」である。
逆にどんなことを書いたのか気になってきたが、わざわざこのタグがついている記事を探してまで読む内容ではないに決まっている。
「君子危うきに近寄らず」である。
展示品6 #クイズ #ブービー #2号
ダービーじゃないのかよ!
そしてブービーにしてしまったことで、それを補足するために2号というタグを付けることになっている。
だからこんなふうにしたら、タグつけの意図と記事の内容が関係のないものになってしまうことをいつになったら学ぶのか。
展示品7 #ポエム #さよならOCTOBER #鼻毛
ここまで来ると感動すら覚える。
世界の誰にも届かなくてもいいという居直りが清々しい。
確信した。
僕はやはりタグを付ける才能が皆無なのだ。
おそらく前世でタグに対してひどいことをしたに違いない。
展示品8 #スペース戦隊コスモ #終了 #応援ありがとう
この世に存在しない戦隊が、誰にもわからないところで終了をしていて、さらに応援してくれた人間に感謝をしているタグだ。
もちろんこの世に存在しない戦隊なのだから応援してくれた人はいないはずなのに、いったい何をしているのか?
このタグという宇宙はどこに広がりを見せているのだろうか?