まる猫の今夜も眠れない

眠れない夜のお供に

はじめましての方のための10記事

本日はまる猫に代わり代理人がお届けします

思春期 本日はまる猫 (以下「甲」とよぶ) が思春期を迎えまして、気恥ずかしくて読者様に対して記事を直接書くことが出来ないとのことですので、まる猫の代理人 (以下「乙」とよぶ) が記事を書かせていただいております。 甲は最近めっきり寒くなってきたと…

クレイジー・ポエム2 (眠れない大人の子守唄)

秋、君は去った はにかんだ君が僕の傘の中にいた。 なつかしい歌を君は口ずさんでいた。 下戸のくせにあんなにお酒を飲むからだよ。 ガードレールに腰掛けて君は夜に歌う。 でてるよ、と君は囁いた。 手で触れると壊れてしまいそうな君。 いつでもそばにいた…

【真実の恋愛物語】夏空に流れ星 (後編)

※ この内容は以下の記事の続きです。 maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp 空港 それからしばらくミミコとは会なかった。 夏休みが始まったのだ。 僕はドラム君と2人で練習場にいた。 リズム隊として練習をしていたの…

【真実の恋愛物語】夏空に流れ星 (中編)

※ この内容は以下の記事の続きです。 maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp 夏のひこうき雲 バンドのリーダーはドラム君だった。 彼は人格者で顔が広くて、同年代から社会人までたくさんの人脈を持っていた。 彼のコネで、僕たちは小さなライブハウスでライ…

【真実の恋愛物語】夏空に流れ星 (前編)

青い夏 日本の高校には1年だけ通っていた。 そのとき、僕はミュージシャンになりたくてバンドを組んでいた。 最初はギター、ベース、ドラムのスリーピースで活動していた。 僕はベースと楽曲作成を担当していた。 そこにミミコがボーカルとして加入した。 …

発言に関するお詫び [眠れない大人のための子守唄]

発言に関するお詫び 先日投稿されました「まる猫の居酒屋10番勝負!」におきまして、レポーターであるまる猫が発した「味のバナナシュートや!」という発言に不快感を持ったという投書がありました。 当ブログは投書に書かれていた内容を重く受け止め、レ…

防犯システムと私

安心を購入する 今の家に住み始めて間もない頃、近所の立派なお屋敷で空き巣があった。 職場にも空き巣にあわれた人がいて、その方は「知らない人間が家に入ったということが気持ち悪い」と言っていた。 僕の家は小さく、金目のものも全く無い。 車を除けば…

本日はまる猫に代わりボブがお送りしております

自己紹介 コニチワ!留学生のボブ・コネルマと言いマス。 今日はまる猫に代ワテ、ボブがお送りシマス。 まる猫はミニロトが当たらないショックで寝込んでイマス。 いらすとや (www.irasutoya.com) ボブは爪楊枝に感動シテ日本来マシタ。 爪楊枝良いデスネ。 …

【全米が泣いていないラブ・ストーリー】恋はみずいろ2

燃え上がる恋 ※この記事は以下のものの続きです。 maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp 学生の2人は日に日に相手を強く求めるようになっていった。 何をするにしても、携帯電話を離さず、時間があればメールをしていた。 僕たちは嬉しいことや楽しいことが…

【全米が泣いていないラブ・ストーリー】恋はみずいろ1

信じられないような話 学生のころの話だ。 僕の携帯に1件のメールが届いた。 「綾子ちゃん、智美だけど、中語の宿題の範囲知らない?」 今まで隠してきたが、僕は綾子ちゃんではない。 ちなみに綾子ちゃんも智美ちゃんも仮名だ。 今は詐欺などがあるので絶…