歳を取ると涙もろくなる
こんばんは、まる猫です。
今夜も眠れないでいます。
「こんばんは」ではないかた、大変申し訳ありません。
記事は真夜中に書いていて、アップするのはたいてい仕事前か仕事後かになっています。
歳を取ると涙もろくなります。
たまたまテレビを付けて、昔の「ちびまる子ちゃん」が放送されていました。
お母さんの作った給食袋みたいな話だったと思います。
もう嗚咽がとまりませんでした。
そばにあったぬいぐるみを噛みしめ、声が漏れないように泣きました。
一番泣きたかったのはぬいぐるみだったと思います。
若かりし頃は普及の名作「タイタニック」を見ても何一つ感じなかった僕。
卒業式でも早弁して怒られ、式で泣くどころじゃなかった僕。
それが涙もろくなっています。
ただ涙もろくなるだけならいいのですが、そのせいで変な人に思われています。
こんな僕ですが、知り合いから教育相談を受けることがあります。
自分の子供が勉強しないだとか、やりたいことが見つからないだとか、高校や大学をどうやって選んだらいいかわからない、などなどです。
実際、お子さんを連れて来られる人もいます。
そんなとき僕ごときが教育について語るわけですが、たいてい「親って大変なんだぜ」とか「まだ生まれて十数年だろ?やりたいことなんてないのが普通」的なことから始まります。
その上で、その子の個性と時代の特性を鑑みた会話のキャッチボールがはじまるわけです。
その子が使っている教材に僕の名前が載っているものがあったりすると効果はテキメンです。
ところが最近は「親って大変なんだぜ」の時点で涙が溢れてきます。
自分がこれから述べることに涙をしているのです。
しかも、目の前に相談者たちがいなければ「目が〜、目が〜」と言いたくなるほどの量です。
自分たちが困って相談に来ているのに、悩みを聞いてくれるはずの人間が号泣しているわけですから、相談にきた人たちが僕を変な人だと思うのは当然だとは思います。
また僕は暇なときはジョギングをするのが好きです。
「まる猫」というのは「丸い猫」から来ていて、僕自身の容姿は「丸い猫」もしくは「ペンギン」と形容されることが多いのですが、その容姿とはうらはらに時間ができたらジョギングをしております。
ジョギングをする際に身に着けているのはワイヤレスイヤホン。
走るときにはこれが必需品です。
そしてそのイヤホンで芸人さんの番組を聞きながら、街を走るのが数年来の僕の楽しみです。
最近は主に銀シャリさんと真空ジェシカさんの番組を聴かせていただいております。
楽しい番組を聴きながらであれば、不思議と疲労感なく2時間近く走れます。
ただ1つ問題があり、面白い箇所を聴いてクスッと笑うくらいなら問題はないのですが、たまにとんでもなくツボに入ってしまうことがあるのです。
大勢の人が歩いている繁華街でいきなり笑い出すのは変な人に思われると思い、必死で笑いをこらえます。
すると自分でも信じられないのですが、大粒の涙がこぼれだすのです。
もう加齢ということでは説明できない現象が自分の身に起こっています。
周りの人からすると、ジャージの男が大粒の涙を流しながら街を疾走しているわけなので、さぞ変な人に映ったと思います。
「エウレーカ」とでも叫べばごまかせたのでしょうか?
ともあれ、歳を取ると涙もろくなるのは事実です。
自分でも何きっかけで泣いているのかわからないことがあり、それで変な人に思われることがあるので、皆さんもぜひ人前で号泣するときは気をつけてください。