※ この記事は以下のものの続きです。
maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp
子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと3
幼い僕は色の認識が得意ではなかったようだ。
これは目が悪いとかそういう問題ではなく、単純に気がなかったことに起因する。
眼の前の色が何であろうと、綺麗であれば名前はどうだってよかったのだ。
だから色とその名前を紐づけていなかった。
そんな人間がのちにVICTOR & ROLFの黒がカッコいいと思うなんて、人生どうなるかわからないものだ。
幼い僕を1番困らせた色の名前は水色だった。
要するに、水色を透明だと思っていたのだ。
絵の具のように、「みずいろ」と書かれていれば理解できたが、会話の中でいきなり水色という言葉が出ると、一瞬ポカンとしてしまっていた。
「水色の服」とかいうフレーズを聞くと、地球上で僕だけが「裸の王様」を連想していたと思う。
ちなみにこの勘違いは結構早く理解できていて、小学校1年時には解決していたらしい。
まんざら僕も捨てたものではない。
子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと4
これは今でもそうなのだが、僕は聞き間違いが多い。
音声を聞き取ったあとで、それを意味として解釈するのだが、そのときの候補が大量にあり、混乱することが多いのかもしれない。
また、日本語、英語だけでなく、違う言語にも聞こえてしまうことがある。
何十年も日曜日に放映されている国民的アニメがある。
僕が子どもの頃もその大人気アニメはあった。
家族愛をテーマにしており、大変素晴らしい作品だと思う。
古き良き日本を描いており、いつまでも続いて欲しい作品だ。
しかしごく短い間ではあるが、小学校低学年の僕はそのアニメが怖いと思っていた時期がある。
問題の箇所はエンディング・テーマにある。
軽快で楽しそうな音楽とともに、家族がどこかへ徒歩で移動している絵が流れる。
いかにもほのぼのとしていて、この作品の良さが感じ取られる素敵なエンディングだ。
問題となったのは(1番?の)終わりの「ゆ〜かい〜だな〜♪」という箇所である。
この箇所を僕は「誘拐だな」と歌っていると思っていた時期がある。
なぜこの世界線にそのような恐ろしい単語が入るのか理解ができず、不気味であり怖かった。
よく曲を聴いてみても、この歌には人間的な主語がないのである。
少なくとも放映されていた範囲では、誰の目線で歌っているのかわからないのだ。
犯人の目線かと思ったときは恐怖で背筋が凍った。
この勘違いに関しては、テロップを見たか、友達に教えてもらったかで間違いに気付き、1月もかからず解決に至った。
今思えば想像力の逞しさに恐怖を感じるほど愚かな勘違いであった。
※ 上記以外の僕の勘違いの記録は以下の記事からご覧になることができます。