まる猫の今夜も眠れない

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誰も教えてくれない「部屋選びですべきこと」2

誰も教えてくれない「部屋選びですべきこと」2

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こんばんは、まる猫です。

今夜も眠れないでいます。

こんな夜は昔のことを思い出します。

かなり前のことです。

大学生の僕は田舎で一人暮らしをしていました。

僕の下宿のすぐそばには小学校がありました。

とても素朴な子どもたちが多く、先生方が生徒を本当に大切にしているのがわかりました。

田舎だからというのもあると思いますが、通りすがりの見ず知らずの僕に挨拶をしてくれる子供たちすらいました。

下宿のベランダから彼らが校庭で遊んでいる姿を見ることもできました。

彼らが色々なことに頑張る姿を見て、感動すら覚えたこともありました。

そんな彼らと同じ町で暮らし、半年が過ぎたある秋の日です。

ある出来事が起きました。

レポートを完成させるために徹夜した早朝、僕はなんとかできあがったもののデータを残し、パソコンをシャットダウンさせました。

小さな音でかけていたラジオを消し、自分の布団に潜り込みました。

そして寝返りを打つと同時に、意識はなくなっていました。

すると小学校から放送が流れてきます。

「みなさん、今日は待ちに待った運動会です。

持てる力をすべて出し切り、優勝を目指して頑張りましょう。」

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「あぁ、あの子たちは今日は運動会なんだ。

楽しんでくれるといいなぁ。」

僕はそう思いながら、再び入眠しました。

 

しかし、まどろんだのもつかの間、宇宙◯艦ヤ◯トのテーマが爆音で流れます。

 

その音楽の勇ましさ驚いて僕は目を覚まし、窓から外を見ます。

それにしても人間を奮い立たせる素晴らしい楽曲です。

「徒競走か。

すごく一生懸命だなぁ。」

宇宙◯艦ヤ◯トのテーマが終わると、僕も布団の中に潜り込み、まぶたを閉じました。

しばらくして、夢の外側から声が聞こえます。

 

「みなさん、次は障害物競走です。

どの組が一番早くゴールできるでしょうか。」

 

そしてそのあと、宇宙◯艦ヤ◯トのテーマが再び爆音で流れました。

 

またもや僕は飛び起きて、辺りを見渡しました。

自分が宇宙空間にいないことを確認すると、台所に立ち、水を飲んで布団に戻りました。

そして瞳を閉じて、夢の世界で誘われて行きました。

 

しかしながら、また少し時間が経つと、夢の世界へ干渉してくる放送が流れてきます。

「みなさん、次はフォークダンスです。

男女ペアになって踊りましょう。」

その放送を聞いて、僕は安心しました。

フォークダンスと言えばオクラホマミキサー

ちょっと賑やかだけど、魂を奮い立たせられることはないぞ。」

そう考えたからです。

このまま深い眠りに入れると思った矢先、放送が続きます。

「みなさん、所定の位置まで駆け足で移動してください。」

 

ま、まさか...

 

そしてそのあと、また爆音で宇宙◯艦ヤ◯トのテーマが流れます。

 

僕はビクッとして起き上がり、頭を掻きました。

いや、さらば〜♪じゃないんですよ。

ここまで来ると、僕を寝かさないつもりなのかと笑えてきました。

誰かがCDを忘れたのかなぁ?

さてさて本題に移ります。

 

 

学校までの距離

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住むところを決めたとき、余裕があれば見てほしいことの1つに「学校までの距離」があります。

当然ながら、その学校に自分や家族が通うとなれば、距離は近い方がいいです。

自分が体調を崩して帰るときやお子さんを迎えに行くときも、家から近いほうが便利なのは間違いありません。

もちろん、近すぎると友人に入り浸られる可能性があるので、ある程度の距離はあったほうがいいかもしれません。

では自分や家族が学校に通わない場合はどうしたらいいでしょうか?

そのケースでは学校からやや離れた物件のほうが良いと思います。

今でこそ少ないと思いますが、僕自身の経験のように、学校によっては機器の問題で運動会などの放送が大音量で響き渡ってしまうことがあるからです。

誤解のないように言っておくと、学校は子どもたちにどんどん色々な経験をさせるべきだと僕は思っています。

運動会や文化祭なども、どんどんやらせたほうがいいと考えています。

ただ令和の今でもこの放送の問題は根強く残っているのです。

赤ちゃんをやっと寝かしつけたのに、学校の放送で起きてしまっては可哀想です(寝かしつけた親も)。

ちょっとわがまますぎるかもしれませんが、部屋選びの際は、可能であれば、学校までの距離も考慮してみるといいと思います。

自分の生活スタイルに合わせて、適切な距離に住めれば快適な日々が待っていると思います。

 

maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp

 

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