みんな自分がわからない
こんばんは、まる猫です。
今夜も眠れないでいます。
特に悩みがあるわけではありません。
「自分とはどんな人間なのか?」という問いは幾つになっても答えにくいものです。
寧ろ、歳を重ねるごとに知りたくない自分を新たに発見することがあり、答えるのがますます難しくなります。
(だから人の自己紹介を聞くことが結構好きではあります。)
仕事柄、僕は人に「あなたはどんな人ですか?」という問いを投げかけることが多いのですが、今度自分のことについて話さないといけないことがあり、ちょっと困っています。
執筆者紹介であれば、専門分野や研究対象を書けば良いのですが、「どんな人間ですか?」という問いには答えに困ります。
心配性で小さいことが気になる人間です
それでも確実にわかるのは自分が心配性であるといういことです。
僕の心配性な部分は色々あると思いますが、おそらく誰にも理解されないのが買い物の仕方です。
買い物に行くときはいつも同じものを2つ買っていることが多いです。
例えば、同じポテトチップス2つ、同じ飲み物2つ、同じふりかけ2つというようにです。
「ババ抜きであれば最初からあがっている状態」のような買い物かごを持って店をウロウロしているのがのが僕です。
「麻雀であれば七対子」のような買い物かごを持ってレジに並んでいるのが僕です。
誰にも共感されない僕の癖だと思います。
おそらく、こんな買い物の仕方をするのは、あるものを購入して、それが素晴らしいものだとわかっても、1つしか購入していないとすぐになくなってしまうから不安なのかなと分析しています。
ただ予想に反して買ったものがまずい場合はダメージも2倍になります。
子供のときはそんな買い物の仕方をしなかったし、いつそんなことをし始めたかわかりません。
また、どうでもいいような小さなことが気になってしまう人間でもあります。
例えば車の運転中に前の車のステッカーにCHILD IN THE CARと書かれたものを見たことがあります。
(最近はTHEがないものが多いらしいです。)
「このTHEって何を示すTHEだろうか?」
「話したこともない前の車の運転手さんと僕二人共が知っている『その車って何だろうか?」
「もしかしてTHEじゃなくてTHISか?」
などなどのことが運転後も気になってしまうのです。
後日、英語のネイティヴスピーカーに「車のステッカーのCHILD IN THE CARっていう英語って合ってるの?」と聞きました。
彼は優しくこう教えてくれました。
「ドウデモイイダロ」
肝心なのは車内に子供がいることがわかることで、そもそもステッカーなのだから文法とかにこだわるなということでした。
おっしゃる通り。
でもどうやって自分を説明すればいいかわからないでいます。
買い物に行くと商品を2つ買う人間だとか、車のステッカーが気になる人間だとか言っても、相手が困るのは解っています。
みんな自分がわからないんだなぁとしみじみ思う夜でした。
maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp