愛しのお風呂
こんばんは、まる猫です。
今夜も眠れないでいます。
最近はなかなかゆっくりお風呂に浸かる時間がないですが、かつて僕は毎日1時間以上お風呂に入っていました。
そんなに長く風呂に入って何をしていたかと言えば、勉強をしていることが多かったです。
勉強熱心というわけではありません。
単純に勉強机よりでするよりもはかどることが多かったのです。
子供には真似してほしくないですが、僕は浴槽という狭い場所にいると、凄く心が落ち着くのです。
家の中ではお風呂とトイレが最も落ち着くタイプの人間です。
(狭すぎると不安で落ち着きがなくなるタイプでもあります。)
適度に狭い場所にはまっているとリラックスできて、勉強がとてもはかどりました。
勉強以外にも冷たい飲み物を飲みながら読書にふけることも多かったです。
第一次お風呂で体を洗う順番論争
お風呂へのこだわりは人の数だけあるといっても過言ではありません。
それだけにお風呂で体を洗う順番も数多とあるわけです。
化粧をされる方から圧倒的な指示を集めた、「メイクを落としたいから顔からほかの部位」という順番。
「利き腕とは逆の腕から取り敢えず洗い、そこからほかの部位」という順番。
「ヘアワックスが気になるから頭からほかの部位」という順番。
どれも正解であり、何を正義とするかは非常に難しいところでした。
また、様々な問題が絡まり合い、もはや結論づけるのは不可能とまで思われていました。
そんな中、一筋の光明が見えたのです。
それが地球の重力に着眼した「洗うのは上から下」という順番。
体を洗い、浮き出た汚れは当然体の下に流れていきます。
例えば足を洗ってから、腹部を洗うと、腹部の泡が足に降りていき、そこで残ってしまう可能性があるわけです。
そうなると、先に足を洗った意味がないという理屈です。
したがって、頭部から脚部へと洗うのが一番経済的であるという考え方が導き出されました。
この重力を念頭においた洗い方は合理的思考をよしとする方から圧倒的な指示を集め、第一次お風呂で体を洗う順番論争は一応の決着を見せたのでした。
新説
第一次お風呂で体を洗う順番論争後、何十年もの間、洗うのは上から下という考えが優勢を占めてきました。
もはや、この話題において語ることなどないというくらいにその順番は強力だったわけです。
そんな中、彗星の如く新説が登場したのです。
それが「汚れていない部位から汚れている部位」という順番。
理屈はこのようになります。
体を洗うスポンジやタオルはいつが一番綺麗ですか?
それはもちろんボディーソープを付けた瞬間、つまり使用前です。
体の汚れている部分から洗ってしまうと、スポンジやタオルのクリーン度が一気にグレードダウンしてしまうわけです。
すなわち、汚れていない部分から汚れている部分を洗うことで、スポンジやタオルのクリーン度は最後まで保たれるということになります。
しかし、ここで1つ問題が生じます。
汚れている部分は仕事や作業によって人それぞれ違いますが、汚れていない部分とはどこでしょうか?
これは暫定的ながら答えが出ています。
頻繁に服を脱がれる方は別ですが、おそらくお腹ではないかと思われます。
お腹は服の中にあり、外部との接触がないため、汚れることはないと考えられます。
さあ、この新説が出たことで第二次お風呂で体を洗う順番論争が始まるのかは今後見守っていきたいところだと思います。
それでは遅くなりましたので、僕もお風呂に入らせていただこうと思います。
ちなみに僕はお風呂では足の裏から洗うことにしています。