空白の原因を突き止める
以前に記事で書かせてもらったことがあるかもしれないが、僕はカウンセリングを受けたとき、先生から「あんたのような愛のない人間は鬱にはならない」、「あんたは多分世の中のすべてのことを自分のせいじゃないと思っている」などのこれ以上ないほどのお褒めのことばをいただいたほどの人間だ。
ちなみに先生は女性だったが「あんた」という表現が気になったことは確かだ。
もしかして「あの子のなんなのさ」的なことが言いたかったのだろうか?
いずれにしても「『君って』くらいは言えないのか」と不満に思った。
奥様からは「人間...だよね?」と歴史的名作漫画である寄生獣のセリフかと思われるようなお言葉をいただくこともある。
そんな僕がこの半月近くブログを書くことはおろかパソコンを立ち上げることすらできなかった。
僕は真っ先にミッドライフ・クライシスを疑った。
ミッドライフ・クライシスとは、中年特有の心理的状況を指す。
直訳すれば「中年の危機」になるわけだが、要するに自分が築き上げてきたアイデンティティーに自信が持てなくなったり、自分に対する社会的な評価が気になりすぎてしまったり、これからの人生のことを考えて不安になったりなどで「心がしんどい」状態が続くというものだ。
ならばブログを書けなかった理由は何なのか?
ここで僕はあることを考えた。
1人称に飽きているのでは?
僕は1人称には「僕」をよく用いる。
しかしよく考えればこれは下僕のようではないか。
よし今後は僕ではなくヴォクとしよう。
何となくファッショナブルでカッコいいではないか。
すなわち1人称がヴォクになっていない記事はこの記事よりも前に書かれたものなわけだ。いいぞ、何だかいけそうな気がしてきた。
来年あたりには以前のペースで配信させていただけそうだ。
読者様、何とぞ今後も「まる猫の今夜も眠れない」を見捨てないでくださるとありがたいです。
正月あたりからはちゃんとさせていただきますので、今後ともどうかよろしくお願いします。
※読んでいないならば必読の歴史的名作漫画。
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