我が家のトイレは少し変
僕の家のトイレは普通の家庭のトイレとちょっと違う。
トイレが大きいとか設備が充実しているとかではない。
狭いのだ。
便座に座ると眼の前には足を置くスペースしかない。
それはもともとそういう作りであるということではない。
積んであるのだ。
トイレットペーパーが積んであるのだ。
以前、コロナ禍のときにトイレットペーパーがなくなるというデマが流れた。
僕の家の近所のスーパーではトイレットペーパーがごっそりとなくなったのだ。
そのときも僕の家は全く影響を受けないほどトイレにはトイレットペーパーが貯蔵されていた。
何だったら「トイレットペーパーがない」と困っている人に差し上げたくらいだ。
正確には数えたことはないがロールにすると300以上あっただろう。
何しろ天井までトイレットペーパーが積んであるのだから、それくらいあっても不思議ではない。
このときは軽い優越感にひたったが、最近あることに気付きはじめた。
狭すぎる。
要塞のようになっているトイレットペーパーのおかげでトイレが狭すぎる。
圧迫感が凄すぎて、安心して用が足せない。
本末転倒だ。
トイレットペーパーの逆襲なのだろうか。
そこで僕が思いついたのはトイレットペーパーの種類を変えることだった。
トイレットペーパーの巻数が多いものを購入することにしたのだ。
具体的には4倍巻、5倍巻のトイレットペーパーのみを買い始めた。
4倍巻、5倍巻のトイレットペーパーの素晴らしい点はスペースが4分の1、5分の1で済むことである。
1つ1つのロールは重いが、2ロールあれば数日は大丈夫だ。
このタイプのトイレットペーパーを購入し始めてから、我が家のトイレが狭い問題は少しずつ解決に向かっている。
本題
さて、女性が知らない男性用トイレの話であるが、男性用トイレの小用便器にはあるものが描かれているのだ。
女性用トイレのことは当然知らないので、「同じものが女性用トイレにも描かれている」と言われても責任は取れない。
男性用トイレの小用便器に描かれているものはこれだ。
的である。
的が小用便器の中央少し下に描かれているのだ。
もちろん全ての小用便器にそれが描かれているわけではないが、かなり多くの便器に描かれていることは否めない。
なぜそれが描かれているかはっきりとした理由は解らない。
ただそれが描かれていると我々男性はそれをめがけて用を足してしまうのだ。
そしてそうすることでトイレが汚れる可能性が最小限になるのだ。
「そんなアホな」と女性は思われるかもしれないが、紛れもない事実だ。
的があると狙ってしまう、男性のそんな習性を活かした見事な計略である。
あなたに男性のパートナーがいる場合、その方が如何に偉大であろうと、おそらく無意識にその的を狙って用を足していると思われる。
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maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp