前口上
男は空腹に気が付いた。
台所へ行き、冷蔵庫を開ける。
食材は何もない。
しかしそんなときにご飯が炊けた音がする。
これ幸いと丼にアツアツご飯を入れ、インスタントの味噌汁を用意する。
さて今日は何のふりかけをかけようか。
パリサクかつおふりかけ 黒コショーガーリック味 (永谷園)
平穏無事な一日だった。
悪く言えば昨日と同じことを繰り返して、進歩がない一日だったとも言える。
良く言えば心が乱されるような悪いことが起きなかった一日だったと言える。
明日も一日頑張りたい。
そのためにはちょっとだけ刺激が欲しいと思ってしまう。
心がザワつく刺激ではなく、奮い立つ刺激だ。
こんな気分のときはパリサクかつおふりかけ 黒コショーガーリック味 (永谷園)が１番だ。
口に含むと一瞬でパンチの利いたガーリックの味わいが広がる。
黒コショーのピリッとした感じもたまらない。
その２つの味がカツオの風味を最大限まで高めている。
そして、かつお削り節がほかのかつおふりかけと比べて格段に大きい。
そのため存在感が半端なく、食べごたえが尋常でない。
まるでお煎餅のように食べられる。
「食べている」という感覚をビビッドに感じられる。
パリッと感よりもおかずを食べている感覚になる。
大きなものを噛み砕きたいという食の本能をくすぐる。
砕かれたフレークから極上の味わいが拡散する。
みりんやさとうなどの少ない調味料で最大の味わいを出している。
粉末しょうゆと胡椒が味の方向性を定めている。
ご飯にふりかけてからしばらくすると米にふりかけが馴染んで、まろやかな旨味になる。
鼻から抜けるガーリックの香りに食欲が抑えられない。
ご馳走様でした。
一心不乱に食べてしまった。
お弁当にかけていただいた感想
朝、弁当にふりかけてから６時間ほど経って食させていただいた。
・塊みたいなフレークが入っていることにまず驚く。
・ガーリックの匂いに誘われる。
・カツオ節は噛めば噛むほど美味しさが広がるような職人の技が施されている。
・お弁当だとかつおがマイルドになり美味しい。
・個人的にはお弁当にかけていただくほうが好き。
・お弁当でもパリサク感は残っている。
・味もしっかり付いていて美味しい。
・非常にふりかけとしてのスペックが高い。
まとめ
実は魚感が強いふりかけは得意ではないのだが、このふりかけは別次元だ。
深い味わいとガーリックに魅了されて、いつまでも食べてしまう。
個人的にはお弁当にかけていただくほうが好きなのだが、今回は迷った。
アツアツご飯にかけても、お弁当にかけてもポテンシャルが下がらない極上の一品だ。
※ 購入をされる場合はご自身でアレルギー物質を確認してください。
maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp
※ ちなみにこのカテゴリーの記事はサブタイトルは【最高のふりかけを求めて】だったのですが、最高のふりかけはメンタルとフィジカルの状況によって異なるという考えに辿り着き、【おすすめ！美味しいふりかけに魅せられて】に変更させていただいきました。
