初めに
この記事は個人の感想をもとに書かれています。
一人ひとり自分に合うものは異なります。
そのことを念頭においてお読みいただけたら幸いです。
戦いの始まり
敢えて言おう!
花粉症で一番つらいのは鼻詰まりであると!
まさに自分がそうであった。
もちろん鼻水が止まらないのも辛い。
それも解る。
僕は両方の症状に悩まされたことがあるからだ。
実際、僕が高校生のときに出た花粉症の症状は鼻水だった。
入試問題の用紙が鼻水だらけになったのを覚えている。
よく採点してもらえたものだ。
しかし鼻詰まりの辛さはその比ではない。
鼻の穴が1つ完全に詰まるくらいならば、辛いけれど耐えられる。
もう1つの穴をフル稼働させれば苦しいけれどかろうじて眠ることはできる。
しかし両方の鼻の穴が詰まったら、人間の欲求のほとんどは満たされなくなってしまう。
経験したことがある方なら解ると思うが、鼻を取って捨ててしまいたくなる。
「空気が通らない鼻って一体何なんだ」という怒りで夜中にシャウトしたくなる。
先輩からメンソール系のクリームを鼻に塗るといいというアドバイスを受けて試してみたことがあるが、顔の中心がテカテカした鼻詰まりを産み出しただけだった。
全体的に顔も赤みがかっているし、地方妖怪の類ではないかと思うフェイスになる。
全くおすすめできない。
鼻が完全封鎖すると辛いことが主に3つだ。
1つ目は眠れないということだ。
眠れないと体力が削がれ、集中力や抵抗力も低下する。
シンプルに生活に支障が出るのだ。
2つ目はのどを痛めるということだ。
鼻が完全封鎖していても幸運にして2時間ほど眠れることがある。
しかしその2時間は完全にのど呼吸だ。
起きたときにはのどが痛くて喋りたくなくなっている。
ちなみに鼻完全封鎖状態で寝ると、睡眠中に呼吸ができず、起きられないかもしれないという恐怖があることも付け足しておきたい。
本当に辛いのだ。
3つ目は頭が痛くなるということだ。
気道がうまく確保できないとぼんやりし、熱っぽくなる。
そして肩が鋼鉄のように固くなり、頭痛も始まる。
全くもって耐え難い。
またこれは僕だけに限られるかもしれないが、ジョギングのときの負荷が普段よりも大きくなる。
鼻から呼吸が出来ない分、酸素供給量が減り、息苦しいのだ。
このように僕と花粉症の因縁は根深い。
もちろん人間がいけないのは解るが、やるせなく憤懣やるかたない気分になる。
次回はどのように僕が花粉飛び交う世界で生き抜いてきたかについて書かせていただきたい。
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