まる猫の今夜も眠れない

眠れない夜のお供に

本日の「まる猫の今夜も眠れない」はお休みです2

本日の「まる猫の今夜も眠れない」はお休みです

当ブログを楽しみにしていてくださっている読者様には大変申し訳ありません。

本日の「まる猫の今夜も眠れない」はお休みとなります。

読者の皆様に楽しんでいただけるような記事を書くことができず、スタッフ一同で話し合いをして、本日はいっそ休みにしたほうがいいのではないかという結論に到達いたしました。

いらすとや (www.irasutoya.com)

我々スタッフ一同は如何なる努力をしても、如何なる文献を当たっても、如何なる先人達の技術を模倣しても、つまらない記事しか書けない日があることを痛感されられました。

そしてこのブログという空間で絶対に裏切ってはいけない存在、それは読者様です。

「全ては読者様の笑顔のため」というと大げさのように聞こえるかもしれませんが、誰かが読んでくれて初めてそれは記事になるわけです

誰も読んでくださらなければそれは単なる文字の羅列です。

そんな孤独な作業は私共はできません。

読者様がいてこその「まる猫の今夜も眠れない」です。

ですので全霊を持って失敗したのであれば致し方ないことですが、書き手がどう考えてもつまらないと思っている記事を読者様に配信することは出来ません。

実際、何とか記事になるものはないかとまる猫は街を歩き回りました。

交差点や丁字路や三叉路に記事のネタとなるものを探して歩き回りました。

そんなところに記事のネタになるものはあるはずもないのに。

そして宝くじ屋に辿り着きました。

まる猫は今のところ宝くじに負けています。

しかし今までの負け分を取り返し、ブログの記事だけを書いていくためにミニロトをやめ、ロト7を購入し始めました。

みずほ銀行の奥の部屋で銀行の偉い人からお金をもらうためです。

そのあとでまる猫は家から離れたスーパーに行きました。

そこで大好きなメープルシロップ、飲み物やチーズかまぼこなどをバスケットに入れました。

2300円くらいかなぁと思って、レジに行き、精算をしてもらいます。

すると店員さんはぶっきらぼうに「1500円だよ」とおっしゃいました。

まる猫の暗算もかなり頼りないものになってきたなぁと思い、レジの方に2000円を渡しました。

店員さんは面倒くさそうにお釣りをくださいました。

そして自転車をこいで、10分ほど街を走ります。

いらすとや (www.irasutoya.com)

けれどもどうしても値段が気になります。

そんなに安いはずがないよな。

メープルシロップが800円してるはずなんだけれど。

まる猫はそう思います。

そして暗い道の真ん中で自転車を止めて、携帯の光でレシートを見ます。

メープルシロップの800円をレジの方が打ち忘れているのがわかりました。

「やっぱりか。」

まる猫はすぐに自転車にまたがり、来た道を戻りました。

そして10分してスーパーに戻ると、店員さんに「メープルシロップが値段に入っていないんですが」と言いました。

面倒くさそうに対応してくれた店員さんは急に態度を改め、「あぁ、ありがとうございました」とまる猫から800円を受け取り、「ポイントカードをお作りしますか?」と聞いてきました。

先程レジを通したときはなぜポイントカードの話題が出なかったのか不思議でしたが、まる猫は再び自転車をこぎ出しました。

思えば、こういう経験は数多くあります。

たいてい横柄な店員さんがレジを打っていて、打ち間違いをするのです。

そしてまる猫がミスを指摘して、差額分を払おうとすると急に態度が変わるのです。

まぁそういうものかとまる猫は思いながら夜の道を行きます。

そしてこのとき考えたのでした。

もちろんまる猫にはこういうケースになったときには正直に申告する以外の選択肢は持ち合わせていません

どんなケースであろうと必ず正直に店員さんに言います。

ただこのときは浅ましくも考えたのでした。

お金持ちになる人はこのケースだとどうするんだろう?

まる猫は(お小遣いは1日450円ですが)固い仕事に就かせていただいておりますし、立場というのもありますので、このケースは絶対に申告するわけです。

そもそもこのケースで正直に申告しないと誰かが困ってしまうわけなのです。

ただ「お金持ちになる人はどうするんだろう?」と考えたのでした。

何かの本で「つかんだ運は何があっても離してはいけない」と書いてありました。

お金持ちになる人はこういうケースだと「ラッキー」と思うのでしょうか?

仮にそうだとすると、誰かが困るということは考えてはいけないのでしょうか?

まる猫はさらに考えます。

そんな風にお金持ちにはなりたくないなぁ。

「裏切りたくないものってあるよな。」

そのようにまる猫は思ったのです。

読者様を裏切りたくないのと同じように。

そう、まる猫にとって読者様はメープル・シロップみたいなものなのでしょう。

お後がよろしくないようで。

 

※ 大好きなメープル・シロップ。

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maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp

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