ある晴れた日に恋人同士のあっちゃんと啓太郎はキャッチボールをしている。2人は付き合ってもう1年になる間柄で、お互いの両親にも会ったことがあるくらい親密な関係だ。そして今日こそ啓太郎はあっちゃんにプロポーズをするつもりでいた。ところがあることに気が付いて啓太郎はプロポーズを断念する。果たして啓太郎は一体何に気が付いたのか。
我が家は3階建てで、定年後も続くローンを抱えている。
しかも1、2年ではない。
定年後10年ほどそのローンは続くのである。
そんなローンを組む側に知性がないことは明らかなわけだが、認可する方もする方だと思う。
本日、僕が寝ていた1階の寝室に奥様と子供たちが移動してこられた。
スペースの関係で僕は3階に追いやられるわけだ。
意味がわからないと思うので、どうか皆様にここで説明させていただきたい。
我が家の1階は光が入りにくく涼しい。
対して3階は太陽の偉大さを感じさせる灼熱の環境になっている。
暑すぎて窓を全開にしてもいかなる虫も入ってこないくらいなのだ。
つまり奥様と子供たちは避暑地として1階に移住されたわけだ。
子供たちから「お金をくれるおじさん」と呼ばれている僕は避暑地から遠く離れた灼熱の密室に左遷されるのであった。
朝幸運にも目が覚めると汗で手がふやけているときがある。
余談になってしまうが、冬になると奥様と子供たちは3階に移住される。
そして僕がスペースの関係で1階に追いやられるわけだ。
冬場の3階は太陽の恩恵を賜ることができ、暖房がなくても過ごせるほど温かい。
対して1階は白鳥星座の氷河が修行をしているのかと思うほど極寒の地となる。
裸足で床に立っていると冷たさよりも痛みが走るのだ。
いつも思うのだが外よりも寒いのはいったいどういうことなんだろう?
そして奥様が常に僕の身をハードな環境に置いてくれるのは強い体を作ってほしいという願いからなのだろう。
ありがとうございます。
冬場は寒くて一睡もできないことがあります。
ちなみに今回はプロポーズに関わる記事なのであるが、奥様は子供たちに僕からプロポーズをしたと伝えている。
僕は奥様から「いい加減にしろ」という怒声を浴びせられて、怖くて結婚したと記憶しているのだが、人間忘れることがあるものだ。
そして「忘れた」と言えば、今回の記事の中身にうつることを忘れてしまったようだ。
いろいろなことを忘れるんだなぁ、お金のおじさんだもの。
この記事は当然のことながらフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。
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