【やってみようのコーナー】ある晴れた日に恋人同士のあっちゃんと啓太郎はキャッチボールをしている。2人は付き合ってもう1年になる間柄で、お互いの両親にも会ったことがあるくらい親密な関係だ。そして今日こそ啓太郎はあっちゃんにプロポーズをするつもりでいた。ところがあることに気が付いて啓太郎はプロポーズを断念する。果たして啓太郎は一体何に気が付いたのか。
前回の記事を読んで「何と卑劣な記事か」と不快感を感じた読者様、僕の情緒面を心配してくださる読者様、いろいろな方にご迷惑をおかけしたと思う。
素直にアイム・ソーリー。
最近【やってみようのコーナー】ばかり書いている気がするが、それは日常生活において記事にすることがないからだと思う。
「平和で良いじゃないですか」と思われるかもしれないが、実際はその逆で暗黒星雲のような日々を送っている。
先週など僕が所属する部署の半数が「やってられるか」という気持ちに飲み込まれ、火曜日から夜に居酒屋に繰り出していたほどだ。
ちなみに僕は誘われてもいない。
清々しい嫌われっぷりだ。
僕がダークサイドに堕ちてダース・ベイダーのようにならないことが不思議なくらいだ。
あの黒く光る鎧のようなプロテクターを身につけて、「コーホーコーホー」と言わないのが奇跡と思える。
いかん、「コーホーコーホー」はウォーズマンだった。
そんなことはどうでもいい。
それでは今回も案1を提示させていただき、そこから読者様にはこの記事の方向性を理解していただきたい。
案1
そう言えば、作ってもらった弁当に
海苔で描かれていたキャラのセリフが「毒」だった。
ボルジア家の人でも描かれているのか?
まぁでもお弁当を作ってもらえるわけだから、プロポーズが成功する可能性だってあるだろう。
次の案を見てみよう。
案2
考えてみると、いつも消費期限が削り取られた乳製品を渡されてきた。
MUGO・ん・・・色っぽい。
まぁ最高に発酵している可能性もあるし、美味しく食べてほしいのかもよ。
決してプロポーズに成功の目がないということではないはずだよ。
続いて案3を見てみたい。
案3
彼女が壁に落書きした相合い傘に
自分の名前と病原菌の名前が書かれていたことがある。
雲行きが怪しくなってきた。
キャラ弁の「毒」はこの病原菌のことを指しているのだろうか。
まぁでも毒耐性をつけてほしいのかもしれないから、プロポーズが成功する可能性だって否定できないよ。
続いて案4にうつる。
案4
なぜだか頻繁に
ガタガタのサイド・カーに乗せられてきた。
1車線のトンネルとか地獄。
まぁでも風を感じてほしいという気持ちがあるのかもしれないよ。
ダメ元でプロポーズをしてみたらどうだろうか。
続きまして案5にうつる。
案5
渡された日傘がレンズになっていたことがある。
確信に変わる言動ですね。
理科の時間でレンズ越しに太陽を見たらいけないとならっていないのか?
プロポーズしないのも無理はないですね。
それではこの記事最後の案を提示する。
案6
キャッチ・ボールをしていると、よく彼女が崖の方に玉を投げる。
もうプロポーズはやめて帰れ。
いかがだっただろうか?
もしも淑女の皆さまがプロポーズを断りたい場合でも上記の案はおすすめすることは出来ない。
この記事は当然のことながらフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。
※ プロポーズ。