まる猫の今夜も眠れない

眠れない夜のお供に

謝罪文

謝罪文

先日の記事において私はブロガーとして最もしてはいけないことをしてしまいました。

私の行いは読者様全てを裏切る行為に等しく、いくら謝罪してもしきれないということは理解しております。

結論からすると私がしてしまったのは脱字です。

それは本当に取り返しがつかない脱字でした。

優しい読者様は「たった1文字の脱字ではないか」とおっしゃってくださるかもしれませんが、その1文字が抜けてしまったことでたくさんの人を失望させ、たくさんの人の名誉を傷付けてしまいました。

謝罪をして済む問題ではありませんが、この場を借りて謝罪をさせていただきたいと思っております。

申し訳ありませんでした。

そして自分がどんな脱字をしたのかを公開し恥をかくことが本当の謝罪であると考え、今回はその取り返しのつかない脱字をした記事を振り返らせていただきたいと思います。

PAKUTASO (www.pakutaso.com)

【やってみようのコーナー】どんな事件も解決する高校生探偵の佐藤鳳夢。そんな鳳夢は今回も難事件の捜査をしていた。鳳夢はさまざまな手がかりを見つけ、やっと事件の謎が解き、容疑者を広間に集める。そして事件の真相を語りだす鳳夢であったが、抑えられない憤怒のために絶叫することとなる。果たして鳳夢に何が起こったのか?

人が僕に「ちょうどいいタイトルがつけられなくて困っているんです」と相談をしてきたら、僕は優しく「タイトルで笑いに走らないことだよ」と言ってあげられるくらいになった。

僕にとってタイトルは落語に出てくる酔っ払いに等しい。

どちらもツケるのが上手というわけだ。

PAKUTASO (www.pakutaso.com)

何を言ってるんだ、僕は。

毎回お伝えしているが、このブログは記事の程度の低さ反比例するように読者様の知性が高いことで知られている。

哀しみが雪のようだ。

しかしそんな知性溢れる読者様であっても、そもそもお題が現実の世界線にないものであるのでサンプルを見るまでは意味が解らないことも多いだろう。

まずは参考までに案1を見てみよう。

 

案1 推理の途中でUber Eatsが届いた。

 

誰だ、腹減ってる奴は!

これから犯人の名前を言うところなのにいい匂いが気になって推理を続けられないじゃないか!

同一ベクトルになるが、推理の途中で「お時間あと10分です」という電話が来るのも嫌だなぁ。

つづいて案2にうつる。

 

案2 自分の推理を一言一句繰り返してくる奴がいる。

 

ああ、鬱陶しい。

どういう意図でそうしているのかは解らないが、そのリピートをするのに今はワースト・タイミングだということが解らないのだろうか。

つづいて案3にうつる。

 

案3 推理中に「犯人は...」とためていたときに、犯人自身に「俺だ〜!」と陽気に名乗られてしまったとき。

 

水泡に帰すとはこのことだ。

「あんただよ、ゴンザレスさん!」みたいなセリフが言いたくて探偵になったのに、全く言えないなんて。

「関係のない奴がいきなり自白して動機を語り出した」というのも同様に理由でありだ。

続いて案4を見てみよう。

 

案4 勝手に手話通訳をされている。 

 

いや、大切なことだけど!

「助けて」などの重要な意味を持つ手話が国民全員が覚えるべきだけど!

さくっと案5にうつる。

 

案5 警部がずっとあくびをしている。

 

ああ、これはイラッとするなぁ。

もうすごくなぁなぁな関係になっちゃったんだね、きっと。

それでは最後の案にうつる。

 

案6 推理の最中にふざけてずっと白目をむいている奴がいる。

 

いかがだっただろうか。

もしもあなたが高校生探偵の佐藤鳳夢になってしまったならば、上記のような状況にはぜひとも注意をしていただきたいものである。

何処で脱字をしたのかもうおわかりだと思います。

え、わかりませんか?

申し訳ありません。

範囲を狭めさせていただきます。

脱字があるのはこちらです。

案3 推理中に「犯人は...」とためていたときに、犯人自身に「俺だ〜!」と陽気に名乗られてしまったとき。

 

水泡に帰すとはこのことだ。

「あんただよ、ゴンザレスさん!」みたいなセリフが言いたくて探偵になったのに、全く言えないなんて。

「関係のない奴がいきなり自白して動機を語り出した」というのも同様に理由でありだ。

続いて案4を見てみよう。

え、まだ解りませんか。

これ以上恥をかかせないでください。

脱字があるのはこの文です。

「あんただよ、ゴンザレスさん!」みたいなセリフが言いたくて探偵になったのに、全く言えないなんて。

もうお解りですね。

そう、僕は「全く言えないなんて」の後ろに「」を入れていなかったのです。

この脱字は許されるものではありません。

大変申し訳ありませんでした。

この件で迷惑を被られた皆様に謝罪をさせていただこうと思います。

そしてこのようなことが2度とないように努めてまいりますので、今後とも何とぞこのブログをお読み頂けると恐悦至極です。

 

この記事は当然のことながらフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。

 

※ 謝罪。