前口上
男は空腹に気が付いた。
台所へ行き、冷蔵庫を開ける。
食材は何もない。
しかしそんなときにご飯が炊けた音がする。
これ幸いと丼にアツアツご飯を入れ、インスタントの味噌汁を用意する。
さて今日は何のふりかけをかけようか。
赤から鍋風味ふりかけ (浜乙女)
うだるような暑さだ。
部屋の温度計を見ると、朝の6時前なのに30℃を越している。
食欲がない。
でも長い1日のためにお腹に何か入れなくては。
そうは思うものの、台所の椅子に座ってしまってからは立ち上がるのもだるい。
いっそ1食抜いてしまおうか。
こんなときに合うふりかけは赤から鍋風味ふりかけ (浜乙女)だ。
愛知県に行った家族に買ってきてもらって、このふりかけの存在を知った。
どうやら東海地方限定のふりかけらしい。
浜乙女 本家 赤から監修 赤から鍋風味ふりかけ 26g 10個
- 価格: 2019 円
- 楽天で詳細を見る
まずふりかけた瞬間に鼻に入る香りが刺激的だ。
眠っていた食欲が揺り動かされる。
ビビッドな辛味が舌の上を駆け巡り、ご飯が甘く美味しく感じられる。
ポテトチップスやカップラーメンにはただ辛いだけのものが存在するが、赤から鍋風味ふりかけ (浜乙女)はそうではない。
辛いことは辛いのだが、辛味が旨味を超えないように作られている。
絶妙なのだ。
ご飯にかけてすぐの場合は、海苔の甘みをしっかりと感じられる。
また調味顆粒の歯ごたえがしっかりとあり、食感も楽しめる。
辛味のあとで鰹の風味が広がる。
シンプルに少しだけ発汗した。
ご馳走様でした。
今日1日頑張っていけそうな気がした。
お弁当にかけていただいた感想
朝、弁当にふりかけてから5時間ほどして食させていただいた。
・味の最初のタッチは柔らかいが、噛むほどに辛さが広がってくる。
・かなり刺激的な辛さである。
・僕は辛いものが得意な方だが、水分なしだとかなり辛く感じた。
・辛い食べ物が好きな人にとっては中毒性のある味だと思う。
・その辛さゆえにオカズも進む。
・また辛さだけでなく、味付宗田鰹削り節のおかげか、海鮮系のベクトルも感じられる。
まとめ
辛い食べ物が好きな人にはたまらない味だと思う。
ここまでエッジのきいた味を出せる浜乙女さんの実力にはただただ度肝を抜かれる。
家に1つあるといろいろ使い道があると思われる。
気合が必要なときのために、我が家には常時ストックされている。
※ 購入をされる場合はご自身でアレルギー物質を確認してください。