誤った日本語講座
皆様、お久しぶりです。
誤った日本語講座の講師ぐーにゃん猫です。
ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、そして絵文字など様々な文字が使われることから、日本語は習得が大変難しいと言われております。
比較的自由な語順や主語を省く現象など文法面でも初学者にはかなり難しい側面があります。
そのほかに現代日本語では単語を省略する傾向もあり、そのことも理解を阻害する要因となっています。
この講座は「正しくない日本語を学び、そのような表現をしてはいけないということを学ぶ」ことが目的となっています。
本日は「き」から「こ」までの語彙に関する間違った日本語を学びたいと思います。
1. ギョギョ!郷土浮く見合い
これは満を持して地元で開催されたお見合いパーティーに参加してみたものの自分だけが完全に浮いてしまっている状況を指しているわけではありません。
正しい日本語:漁業協同組合
2. 臭鳥
この表現は鼻が鼻であることを後悔せざるを得ないかほりがする鳥のことを指すものでは有りません。
正しい日本語:草取り
3. ゲス移動
この表現は下衆な人間が揃いも揃って移動をしている状況を指しているわけではありません。
正しい日本語:下水道
4. ケツ不味く
この表現は思い切ってかじってはみたものの想像以上のまずさだったお尻を前に「姉さん、事件です」と言っている状況を表してるわけではありません。
正しい日本語:けつまづく
5. 嫌煙野中
この表現はタバコの煙を以上に嫌う野中さんを指すものではありません。
正しい日本語:犬猿の仲
6. 子ウゴうっせぇ
この表現は子ウゴ、つまりゴリラのお子様が集いに集い、ウゴウゴウゴウゴ言っていてたまったものではないという状況を表すわけではありません。
正しい日本語:光合成
7. 後世慰労どうしよう
この表現は後輩のための慰労会の幹事となってしまった人間が、旅行先がいったいどこならば若者が喜ぶかわからず、途方に暮れている状況を指しているわけではありません。
正しい日本語:厚生労働省
8. 話の腰オール
この表現は話題にあがっていた「腰だけ人間」のことを指しているわけではありません。
正しい日本語:話の腰を折る
9. 語弊ガール
この表現は言うことすべてが炎上してしまう悲劇のヒロインを指すものでは有りません。
正しい日本語:語弊がある
10. 小耳にはサム
この表現は「小さな耳元にサムがいる」という非常事態を表すものではありません。
正しい日本語:小耳に挟む
11. ゴリ夢中
この表現はウホウホウホウホ言っているあの動物がバナナを見た瞬間に声を発するのを止め、黄色い果物に心を奪われている状況を表しているわけではありません。
正しい日本語:五里霧中
12. コロも変
この表現は飼い主が変なだけかと思っていたら、飼い犬のコロもワンワンとは言わずウホウホ言っているので「もしかしてゴリラなのか?」と不安になっているときに用いるものではありません。
正しい日本語:衣偏
この記事は当然のことながらフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。