当社所属ブロガーの処分につきまして
当社に所属します大不人気ブロガーのまる猫ですが、前回の謹慎以降も度重なる不適切な言動が見受けられました。
従いまして再び謹慎処分を言い渡したことを報告させていただきます。
謹慎が解かれるまでは、まる猫には記事の投稿を禁止しております。
ここでは処分の対象となった言動を振り返りたいと思います。
問題となる言動
僕が尊敬するミュージシャンは左東優汰さんだ。
多分相当な音楽好きでない限り、名前すら聞いたことがないだろう。
ちなみに左東優汰というのは本名ではない。
本名は恒河沙真雪 (ごうがしゃ まゆき)である。
左東優汰という名前を名乗っているのは本名のインパクトが強すぎて、自分の音楽を聴いてもらえないのではないかと思ったかららしい。
ちなみにファンからはサトゥーと呼ばれている。
親しみを込めて、ここからはサトゥーと呼ばせていただきたい。
サトゥーと音楽の出会いはサトゥーが中学生だったころに遡る。
中学生のサトゥーはトンファーというカンフーの武器を作るために山に登り、木々を集めていた。
集めた木が余ったために、適当につなぎ合わせてみると、自作の木琴となった。
サトゥーはその木琴に心を奪われた。
そして時を忘れて、来る日も来る日も自作の木琴の練習に打ち込んだとのことだ。
それから10年、世界にも珍しい 木琴シンガーが誕生したのだ。
サトゥーの演奏方法は非常に珍しい。
マレット (木琴を叩く棒のこと) を何本も持つのは木琴演奏家にはふつうのことであるが、サトゥーは口にもマレットをくわえる。
つまり、左手で低音、口でメロディー、右手で和音を奏でるのだ。
そして忘れてはいけないのはサトゥーはシンガーでもあるということである。
「マレットを口にくわえているのにどうやって?」と思われるかもしれない。
サトゥーはマレットをくわえながら歌うのだ。
しかしマレットをくわえている以上、出せる音は「ふ」「ぶ」「ぷ」に限られる。
サトゥーはその3音を用いて、実に情緒的な歌唱を繰り出すのだ。
「ふ」「ぶ」「ぷ」という3音しか出せないくせに、歌詞は全て英語であるという事実はファンの間でも賛否が別れている。
是非とも、皆様もサトゥーの奏でる音楽に触れて欲しいものだ。
まず初めに述べなくてはいけないことは左東優汰なる木琴ミュージシャンは架空の人物であるということです。
検索してもこの人物がでてこないという投書が多く寄せられましたが、検索にヒットするほうが予期せぬ出来事です。
当社も「なぜこんなフィクションを書いたのか全く目的が解らない」という感想しか持っていなかったのですが、ブロガーの感性を重視するがあまり放置していた側面があります。
一部の読者様からは「ギャグ漫画家のうちきり直前の精神状態になっているのではないか?」という心配の声があがっています。
当社としましてはこの件に関して反省を促すために、まる猫に謹慎処分を命じた次第となります。
ご迷惑おかけした読者様にはお詫びのしようもありませんが、なにとぞ謹慎を終えて復帰したまる猫の記事をお待ちいただけると幸いです。
この記事は完全にフィクションであり、実在する人物・団体とは一切関わりがありません。
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