前口上
男は空腹に気が付いた。
台所へ行き、冷蔵庫を開ける。
食材は何もない。
しかしそんなときにご飯が炊けた音がする。
これ幸いと丼にアツアツご飯を入れ、インスタントの味噌汁を用意する。
さて今日は何のふりかけをかけようか。
カリカリ梅赤しそ (大森屋)
二日酔いだ。
男は晩酌はしない。
ストレスであったり、不安が高まったときに寝酒をしてしまう。
今回は仕事の不安があった。
大人はみんなじっとその不安を乗り越えているのだろうが、お酒に頼りたい夜もある。
男は若い時と較べて飲める量が減っていた。
ジンをコップ2杯も飲めばすぐに酔いがまわった。
目覚めると口の中にアルコールの匂いが残っている。
喉が乾いている。
水を流し込むが、それでも口の中がネバネバする。
椅子に座るが、何も食べる気がしない。
こんな気分のときはカリカリ梅赤しそ (大森屋)が1番だ。
このふりかけには、夏バテや二日酔いのときにも食欲をかき立てる酸味がある。
塩味も結構強いので、気持ち少なめにかけたい。
そういう意味ではコスト・パフォーマンスも良いと言える。
もちろん混ぜ込んだほうが美味しいが、味の濃さが均等になるように混ぜるのが面倒な場合はそのままふりかけるだけでも充分美味しい。
ふりかけると梅がご飯の上で可愛らしく転がる。
そしてその梅のコリコリ感が楽しい。
味も素晴らしいが、食感も最高クラスだ。
さっきまでの二日酔いの辛さを忘れさせてくれる。
このふりかけはおにぎりに混ぜて食べるのもいいかもしれない。
二日酔いなのにいつまでも食べていたいと思わせてくれる。
ご馳走様でした。
食後も続く爽やかさに感動を禁じ得なかった。
お弁当にかけていただいた感想
朝、弁当にふりかけてから6時間ほど経って食させていただいた。
・少量をかけていただいたが、少ないかなと思うくらいがちょうどよかった。
・梅の味と食感をダイレクトで味わえるので清涼感がすごい。
・しっかりとした味が付いているが、どこまでも爽やかであり、おかずの味を邪魔しない。
・メインにもサブにもなれるポテンシャルを持っている。
・カリカリ梅が好きな人だったら、このふりかけがお弁当にかかっていたら嬉しいと思うだろう。
まとめ
酸っぱさを楽しめる方、生食感が好きな方におすすめの一品。
ふりかけでありながら食感と清涼感が素晴らしい。
二日酔いのときや胃が弱っているときに、家に1袋あると安心する。
日本人の舌に合う味わいが素晴らしい。
※ 購入をされる場合はご自身でアレルギー物質を確認してください。