前口上
男は空腹に気が付いた。
台所へ行き、冷蔵庫を開ける。
食材は何もない。
しかしそんなときにご飯が炊けた音がする。
これ幸いと丼にアツアツご飯を入れ、インスタントの味噌汁を用意する。
さて今日は何のふりかけをかけようか。
パリパリわかめ兄弟韓国ごま油風味 (大森屋)
男は風邪で寝ていた。
男は体は丈夫な方で、病気で伏せることは今まで数えるほどしかなかった。
だから風邪のダメージというよりも、自分の体の衰えがショックだった。
やはり寄る年波には勝てないのか。
しかし病気のときの長考ほど良い結果に繋がらないものはない。
気を取り直して、美味しいふりかけご飯でも食べよう。
久しぶりの固形物だ。
幸い胃腸は元気だ。
味と食感がはっきりしていて、食欲の高まりに応えることができ、それでいて重すぎない一品が欲しい。
今回は結構注文が多いな。
けれども、こんな気分のときはパリパリわかめ兄弟韓国ごま油風味 (大森屋)が1番だ。
- 価格: 599 円
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このふりかけはわかめにしっかりと味が染み込んでいて美味しい。
昆布粉末や麦芽糖あたりが良い働きをしているのだろう。
そして何よりパリパリとした食感が楽しい。
ごまやごま油が本当にいい仕事をしている。
わかめの食感がご飯と一緒に頬張っても際立っている。
チョレギサラダ好きには同一ベクトルとして楽しめる一品。
実は海苔も入っていて、ご飯とわかめをつなぐ味の架け橋になっている。
全体の味がしっかりしているので、ふりかける量としては若干少なめにかけたほうがいい。
あおさや青のりの風味が香ばしさの中にも光る。
ご馳走様でした。
食べるという行為をビビッドに感じられる一品だった。
お弁当にかけていただいた感想
朝、弁当にふりかけてから6時間ほど経って食させていただいた。
・パリパリ感はなくなるが、僕個人はこちらが好きかもしれない。
・わかめご飯に近い味や食感になる。
・味がマイルドになり、アツアツご飯にかけた場合とは別の料理として美味しく感じる。
・お弁当にかけても、ごまの風味はしっかりと残る。
・薄めのオカズと頬張ると、ほどよい味の伸びを感じる。
まとめ
・パリパリとしたテクスチャーが好きな人、チョレギサラダのフレーバーが好きな人ははまること間違いない。
・最大の武器であるパリパリ感はなくなるが、個人的にはお弁当にかけて蒸らしたケースでも美味しいと思う。
(これは僕がわかめご飯が好きだということと、ゆっくりとした速度で口の中に広がる旨味に目がないことに起因する。)
・大森屋さん、飽きのこない一品をありがとうございました。
※ 購入をされる場合はご自身でアレルギー物質を確認してください。
maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp
※ ちなみにこのカテゴリーの記事はサブタイトルは【最高のふりかけを求めて】だったのですが、最高のふりかけはメンタルとフィジカルの状況によって異なるという考えに辿り着き、【おすすめ!美味しいふりかけに魅せられて】に変更させていただいきました。