CHANGE! 〜君と僕〜
本ブログで記事作成を担当するまる猫は随分前から小説が書きたいと言っており、良い作品を読み出そうと試行錯誤を繰り返している。
スタッフたちの多くから「ネタが切れてきたのか?」という声が多く聞こえる中、本日もまる猫は執筆活動に勤しんでいる。
しかしながら現在のところ本ブログの検閲機関が納得する作品は一本もないという現状である。
そのような現状ではあるが、本日紹介する「CHANGE! 〜君と僕〜」はかなり多くのスタッフから「これはいけるのではないか?」という評価を受けたものである。
「少なくともゴリラやトラが出てこない」という点がスタッフには高評価であったらしい。
是非とも読者様の判断を仰ぎたいということで、今回の記事を発表することになった次第である。
CHANGE! 〜君と僕〜のあらすじ
高校生の悠は地元の町を息せき切って走っていた。
その日、校舎の角の桜の樹の下で、悠の大好きな女の子である奏から話しかけられたのだ。
それだけでも純情な悠の鼓動は速まっていた。
ただ奇跡はそれだけでは終わらなかった。
なんと奏から悠に告白をされたのだった。
奏は思いを伝えたあとで緊張から泣き出してしまった。
悠はそんな奏を一層好きになり、2人の交際が始まった。
悠は冴えない自分の人生の歯車が急に回りだした感じがした。
悠は自重を感じないかのように軽やかに町を舞っていた。
そして家の前の角を曲がったとき、頭部に強い痛みと電撃のようなものが走った。
どうやら誰かとぶつかったらしい。
眼の前は真っ暗になった。
どれくらい経ったのだろう?
実際は数秒だったらしいが、数時間にも感じられた。
悠は眼の前に青い空が広がっているのが見えた。
悠は自分は倒れたのだということが解った。
痛みにくらくらしながらも、ゆっくりと立ち上がり、相手に「大丈夫ですか」と声をかける。
相手もふらふらしながら「はい、大丈夫です」と答える。
しかしその顔を見て、悠は血の気が引くのが解った。
悠の眼の前にいる男は悠であった。
2人は魂が入れ替わってしまったのであった。
果たして悠はこれからどうなってしまうのか。
奏との恋はどうなってしまうのか。
あらすじを読んだスタッフの反応
スタッフからは「よくある話ではあるが、今までの創作の中では一番続きが気になる」という声が最も多かった。
疑り深いスタッフはまる猫に直接「このあとでゴリラやトラは出てこないのか」という質問を浴びせていたが、まる猫は「『CHANGE! 〜君と僕〜』には人間以外の動物は一切出てこない」と断言した。
その言葉に安心したスタッフも多く、「そうならば読んでみたい」という意見が大多数となった。
しかしそれらのスタッフの期待はまたしても裏切られることになる。
次回の記事では悠、奏を始めとする人物紹介をさせていただきたいと思う。