筋トレ・イズ・マイブーム
ジョギングは10年近く前に始めて、今もお気に入りの趣味である。
あくまで趣味であり、忙しいときには毎月30kmくらいしか走れていない。
初めたてのころは体重も面白いように落ちて、ものの3ヶ月で15キロの減量に成功した。
これは自分に最適だと思い、ジョギングにどはまりした。
ワイヤレスイヤホンでラジオを聴きながら、2時間走ればいいだけなのだ。
しかも走ったあとはご飯もとても美味しく感じられる。
それがいけなかった...
「ご飯は食べまくり、その分運動すればいい。」
この発想でいけると思っていた。
しかし恐ろしいもので、体が負荷に耐性を持ってしまったのだ。
月に100km近く走っても体重は落ちることはなくなった。
そしてついに15キロの増量に成功した。
このままではまずい。
同年代の友人もみなゆっくりとふくよかになっていっている。
ちなみに友人は1人しかいない。
気付けばおじさん街道爆走中だ。
何かを始めなければ!
食べる量を減らせばいいだけの話なのだが、ご飯を減らすことはできない。
そういうことで始めたのが筋トレである。
今回のコンセプトはこうだ。
胸筋を異常に発達させれば
お腹の膨らみは目立たない。
解っている。
既に何か間違っているのは解っている。
けれども食べる量を減らすことはできないのだ。
白いご飯が大好きなのだ。
夜なのにご飯をおかわりしてしまうのだ。
午後11時に食欲のピークを迎えてしまうのだ。
ただし筋トレとは言っても、器具を使うことはできない。
幼い子供がいるので、ダンベルなどの器具で怪我をしてほしくないからだ。
手始めに行ったのはプッシュアップ20回✕5セット。
次の日にはプランク45秒✕5セット。
次の日にはまたプッシュアップ20回✕5セット。
つまりプッシュアップとプランクを1日おきに行った。
プッシュアップは広めに腕を開き、胸部を主に鍛えるようにした。
また週末は家族に時間をもらって、ジョギングを2時間ほど行った。
しばらくして肩の周りと胸筋に変化が出始め、腕もたるみがなくなり細くなった。
見た目が変わってくると、筋トレが楽しくなってきた。
欠かさず筋トレをすることで、贅肉だけの部分に筋肉にうまれるという実感がわいた。
それがいけなかった...
僕という人間は「筋トレしているから、食べても筋肉に変わる」という自分に都合いい考えをする奴なのだ。
見た目は確実にしまってきているのだが、体が重くなっている。
今は怖くて体重計に乗れていない。
ジョギング中も膝が痛むようになってきた。
もうすぐ仕事場での健康診断が予定されている。
近いうちにこのブログに「ダイエット」のカテゴリーが誕生する予感がする。