TELL ME WHY
奥様が発熱し震えているため、我が家にはいつにもまして会話がない。
奥様がガタガタ震えておられるので、僕も裏拍で震えてみせたが、か細い声で「治ったら覚えていろ」ということばが聞こえたので自粛した次第だ。
君子危wikiに近寄らずというではないか。
どういう意味だ。
奥様は全く食欲がないらしく、1日ほど何も食べていない。
アクエリアスしか飲みたくないとのことなので、そばでハンバーガーと唐揚げを食べてみせたが、蚊が飛んでいるかのような声で「絶対に許さん」と娘さんをくださいと言われたお父さんのようなことを言い出したので再び自粛に至った。

流石にあまりに不憫だと思い、僕はコンビニに行った。
朝の7時だった。
奥様にアクエリアス2Lを購入するためである。
その上でヨーグルトを3種類した。
何と優しい夫であろうか。
こんな優しい夫になぜ彼女は「存在が臭い」などと言えるのか不思議でならない。
そしてこんなに優しい男性に会社の女性陣は「東南アジア3位のノンデリカシー人間」と陰で渾名をつけているのか理解に苦しむ。
しかも結構上位にランクインされているじゃないか。
そして僕の愛する青の衝撃が売られていたのでそれを3本購入した。
つまり2Lのペットボトル1本、1Lのペットボトル3本、ヨーグルト3個を購入したことになる。
以下の画像とは本数が異なることに注意だ。

急いでいたので手提げ袋を忘れてしまっていて、大変申し訳なかったがレジ袋を購入させていただこうと思った。
1枚だと破れるかもしれないと思い、店員さんに「レジ袋2枚ください」とお願いする。
実際レジ袋によっては5Lで取っ手が千切れたことがあり、家までペットボトルを抱きしめて帰ったことがある。
その時は家まで3キロほどあり途中でヘロヘロになった。
きっと哀愁漂うラガーマンのように見えたことだろう。
店員さんは笑顔が眩しい海外の方だった。
「わかりました、2つに分けて入れますね」とニコッとしながら言って、商品を袋に入れてくれた。
嫌な予感がする。
そして案の定スマイリーさん(仮名)は1枚にアクエリアス2Lと青の衝撃3L、そしてもう1枚にヨーグルト3つを入れてくれた。

またか。
なぜ海外の人がレジをしてくれるときに2枚のレジ袋を頼むと、望まない形で袋に入れてくださるのか。
まさか復讐?
僕に?
地球環境に配慮をしなかったから?
maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp
さまざまな想いが去来した。
僕は家に戻り、奥様にアクエリアスとヨーグルトを渡した。
そして世界がぐるぐると回っているような気がした。
奥様と同じ症状が僕に現れ始めていた。
この記事は例のごとくフィクションということにしていただけないでしょうか。
したがって実在の人物・団体とは一切関係がないとお考えください。
※ 最高です、青の衝撃。