まる猫の今夜も眠れない

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白雪

白い雪のような

僕だけだと思うのだが、ブログを書く上で「ネタ切れ」の次の困るのが「タグ」だったりする。

記事の終わりにタグが現れるわけだが、僕はこのタグをつけるセンスが皆無なのだ。

検索されやすいタグをつけておけば、記事が人から見られやすくなったりするのだろうが、そんなことは御構い無しに次々と世界に一つだけのタグが作られていく。

そもそもそのワードを検索する人などいないほどの怪物タグが記事の最後で待ち構えている。

何が哀しいかと言えば、ボケているわけではなく、それらは真面目につけたタグであるという事実が哀しい。

ここにまともなタグがないのが寂しいのじゃなくて、ここにまともなタグがないと思うことが寂しい。

しかし今回はそんな話ではない。

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あなたはどのようにしているのだろうか。

 

ある日僕はお鼻の手入れをしていた。

お鼻の中をツルツルにするのが好きなのである。

自分を自然界に溢れるウイルスの脅威にさらしていることは重々承知だがツルツルが好きなのだ。

自分がツルツルに取り憑かれた畜生であることは解っているが、もはやツルツル欲求が止められないのだ。

そこで1本の白い毛を見つけた。

鼻の中の白髪だ。

僕もそんな歳になったのか。

「ついこの前まで産湯を使っていた人間に鼻の中に白髪が生えたのか」と感慨深い気持ちになった。

そして何気なく鏡を見てみる。

もみあげにも白髪が混ざっていた。

けっこう大量だ。

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現在僕の毛量は凄まじいものがある。

音楽室にある肖像画をイメージすればわかりやすい。

ただあれら音楽家はウィッグであるのに対して僕は地毛だ。

ここ10年ベリーベリーショートを貫いてきた人間であるが、奥様の「地肌が見えるのが気に入らない」の一言で長髪にしなくてはならなくなった。

だからトップはこんもり黒ぐろしているのに、もみあげは白いというツートンカラーおじさんになっている。

それがいやで床屋に行くわけだが、もみあげが1週間もすればまた白くなってしまう。

そしてまた床屋に行くが、再び白髪もみあげ軍に僕の顔の両サイドが占拠されるということに繰り返しだ。

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正直これは結構なストレスだった。

したくもない長髪にさせられているだけでなく、望まない白髪も生えてくる。

ダイ・ハード」の主人公みたいな髪型にしたい欲求が高まり、居ても立っても居られない。

取り敢えず白髪だけでも何とかしようと試行錯誤をし始めた。

現在さまざまなヘアカラーを試しているので、もしもそれで僕の白髪問題が解決したら記事にして紹介したい。

いつまでも記事にならなければ、僕はツートンカラーのままであるわけなので、もしも街で出会ったら「よっ、ツートン動物記」とでも読んでいただければ幸いである。

 

街で知らない人に声をかけてはいけません。