卒業のことば
代表:この学び舎の門を初めてくぐってから早いもので3年が過ぎようとしています。
3年間色々なことがありました。
一番感謝したいのは僕たち私たちをずっと見守ってくれた大切な家族。
一同:大切な家族。
代表:僕たちが挫けそうになっているときもいつも近くで元気づけてくれました。
そして僕たちに来る日も来る日も素晴らしい授業をしてくれた先生方。
一同:先生方。
代表:ときには優しく、ときには厳しく僕たちを育ててくれました。
それから同じ喜び、同じ苦しみを分かち合ったクラスメートたち。
一同:パンヤオ。
代表:みんながいたから今の僕たち私たちはあります。
代表:振り返ると僕たち私たちはいろいろなことを経験してきました。
緊張した入学式。
一同:入学式。
代表:校長先生の話が2時間30分に及ぶとは思いませんでした。
松山先生が噛み倒したオリエンテーション。
一同:オリエンテーション。
代表:最後の方は口から血が出ていて心配でした。
仲間との絆が深まった球技大会。
一同:球技大会。
代表:種目がクリケットしかないことに驚きました。
たくさんの家族が授業を見に来た授業参観。
一同:授業参観。
代表:そこで一番衝撃的だった田口くんを長髪にしただけだった田口くんの妹。
一同:田口くんの妹。
代表:DNAの偉大さを学びました。
そして僕たちを襲った定期テスト。
一同:定期テスト。
代表:スワヒリ語で出題した川原先生のことを僕たちは許しません。
一同:許しません。
代表:夏休みの前に行われた球技大会。
一同:球技大会。
代表:再び競技がクリケットしかないことに驚きを隠せませんでした。
一同:インドかと思いました。
代表:楽しくなかった遠足。
一同:遠足。
代表:伊能忠敬と同じルートを歩かされるとは思いませんでした。
一同:許しません。
代表:まだ帰ってきていない仲間もいます。
付き合っていた彼女に振られたバレンタイン・デー。
一同:バレンタイン・デー。
代表:来年は塩っぱい涙ではなく甘いチョコレートが欲しいです。
本当にたくさんの思い出があります。
代表:たくさんの方々、今まで本当にありがとうございました。
僕たち私たちは今日をもって卒業します。
一同:卒業します。
代表:4月からは同じ敷地内にある付属高校に入学します。
一同:入学します。
代表:これからも僕たち私たちをよろしくお願いします。
一同:よろしくお願いします。
ボツの理由
遠足のことは他言無用のため。
冬に2度行われた球技大会に関する記載がないため。
この記事は当然のことながらフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。
※ 卒業。