※ この記事はど素人が憶測で書いているもので、事実と異なると思われます。
正しい内容はお近くの専門家の方にお尋ねください。
問
一平さん、三平さんという名前に対して、二平さんという名前が少なすぎるのではないか。
そんなことを不思議に思った。
以下の記事で触れているが、答えは出ていない。
maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp
全国の一平さん、二平さん、三平さんに申し訳ないが、ここからは「さん」付けなしで行く。
ここで問題なのは三平が存在するということである。
仮に一平、二平という名前が多くて、三平が少ないのであれば、二平でこの流れが終わりなのだろうと考えることができる。
しかし二平の次の三平の方がおそらく多いわけで、それがこの問題を複雑にしている。
否が応でも、「二平もあったはずだ」という考えに辿り着くのだ。
考えるヒント
この問題を解決するために参考になったものは名作「アストロ球団」であった。
アストロ球団は伝説的な野球漫画であり、名投手である沢村栄治さんの遺志を継いだ9人の男たちが世界最強の球団を目指して戦う物語である。
原理は全く解らないが、描かれる魔球や必殺打法がカッコいい。
自らの兄を天高く放り投げ、ホームランを阻止するなどの革命的な発想に触れることができる。
ストーリーは仲間を増やしていくというシンプルなもので、グイグイと引き込まれる。
野球漫画最高の熱量を誇ると言える。
ただし繰り広げられる試合はデスマッチとなっており、何の競技をしているのか一瞬解らなくなることはある。
その名作野球漫画のキャラクターが球一、球二、球三郎、球四郎、球五、球六、球七、球八、球九郎なのだ。
おわかりだろうか。
数字で終わるキャラクターと最後に「郎」が付いているキャラクターがいるのだ。
例えば、球九郎を例に取ると、「郎」がないと「きゅうく」という音になる。
これは名前として呼ぶには少し呼びにくい。
(全国の球九さん、おられたらたいへん申し訳ありません。)
つまり音として座りが悪い場合は名前には何らかの工夫がなされるわけだ。
解
二平の話に戻る。
そもそも二平は「にへい」とも「じへい」とも読めてしまう。
おそらく先程の例と同じように二平という名にも工夫がなされたのではないだろうか。
そこまで辿り着けば、次の推測は案外容易であった。
音の関係で二平ではなく、平二 (平次) となったのではないだろうか。
銭形平次の平次がそれではないだろうか。
そして親が「いや、一平の次だから二平でいく」と考えた場合(やや珍しいケースと考えられる)は二平という名が選ばれたのだと思われる。
繰り返すが、僕は素人なのでここで述べられていることを事実だと思ってはいけない。
専門家に言わせたら、「それぞれの名前が現れている時代が違うじゃないか」などの意見があると思う。
ただ、自分の中では割と納得した。
ちなみに先程触れた名作野球マンガ「アストロ球団」の球一の名字は宇野である。
「宇野」に別記事を挟んで続く