【やってみようのコーナー】日本のとある路線には人語を話す顔のついた列車があるという。無論、世界的に人気のあるあのお方とは縁もゆかりも無い列車である。汗を垂らし「ふぅふぅ」言いながらも、頑張って目的地まで乗客を乗せていくその列車の姿に心を打たれる人も多く、列車は一躍大人気となった。そんなある日、その列車ファンの男の子に「乗せてくれてありがとう」と言われた列車は、笑顔でその男の子に気の利いた言葉をかける。しかしその言葉を聞いた途端、男の子は劇画調の顔立ちになってしまう。果たして列車は男の子に何と言ったのか?
タイトルと重複するが、この列車にはモデルはいない。
日本にある路線を走っているわけだから、いかなるキャラクターとも関係がないわけだ。
したがって文句や苦情の類をおっしゃられることがないようにしてほしい。
僕は傷つきやすいのである。
なおこのコーナーでは読者様がこの記事を読み終わったあとに清涼感を感じるような内容を提供できるように努めているので、老若男女問わずお楽しみ頂けると幸いである。
ただし記事の面白さを保証することはできない。
それでは早速案1にうつる。
案1
お前は決められたレールを走るなよ。
だから!
いつになったら案1に模範解答を持ってくるのをやめるんだ、僕は。
人間的な成長が見られないと通知表に毎年書かれたことを忘れたのか?
気を取り直して案2にうつる。
案2
ほっぺた掻いてくれんか?
手が届かないもんね。
何でちょっとおっさんみたいな口調になっているのか気になる。
もしかして加齢のために「ふぅふぅ」言いながら走っているのか?
取り敢えず案3にうつろう。
案3
それでは聴いてください。
THE BLUE HEARTSで「TRAIN-TRAIN」。
お前が歌うんかい!
確かにこれ以上のTRAIN-TRAINはないけど!
なんてったってTRAINが歌っているわけだから。
勢いまかせに案4にうつる。
案4
パーマあてよ思てんねん。
関西弁?
そしてやはりおっさん口調なのはどうしてなのか?
気持ちが追いつかないままに案5にうつる。
案5
始発前なら顔の内側を見せてあげるよ。
見たくない。
おまいは子供の繊細なこころをどう思っているんだ。
兎にも角にも案6にうつる。
案6
好きな食べ物?
酢の物.........せ、石炭だよ。
いかがだっただろうか。
もしもあなたがこのような人気のある列車になってしまったら、上記のような発言をすれば子供が劇画チックな顔になるだろう。
この記事は当然のことながらフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。
※パンタグラフ。
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