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たとえばこんな「子供の英語教育」1

子供と大人では英語の学び方が異なる?

この記事は以下のものの続きです。

 

maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp

 

前回までの記事で僕や僕の周りの留学生がしていた言語学習方法とその利点を語らせていただきました。

その方法とは英字幕・英語音声で好きなDVDを繰り返し見るというものです。

英字幕を付けるということに意味があります。

「〇〇〇を全部見れば英語はマスターできる」みたいな話はよく言われていますが、いきなり英語音声だけで英語の番組を見るのは苦痛なだけです。

よほどの精神力がない限り挫折してしまうと思います。

寧ろ、その精神力があるならば、既に英語をマスターしているのではないでしょうか。

自分自身の英語力のなさに自信を失ってしまうおそれもあります。

まずは補助輪としての英字幕を付けて、それを頼りにDVDを楽しむことから始めるのがおすすめです。

体感で申し訳ないですが、シットコム (アメリカのシチュエーション・コメディー)を英字幕・英語音声で完璧に見られれば、およそ英検準一級くらいのリスニングやライティングに対応する力が付くと思います。

さて本題に移ります。

オススメしている学習方法ですが、子供と大人ではやり方が少し異なります。

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前回までの記事でお話させていただいたものは、あくまで大人が英語を学ぶということを想定しています。

子供が英語を学ぶ方法とは少し異なります。

ここで言う子供の定義は「文字がわかる前の幼児」とお考えください。

およそ2歳から4歳くらいのお子様に該当すると思います。

耳が不自由なかたを除いて、文字を先にマスターして音を後から学ぶというケースはありえません。

言語が何語であろうとそれは同じです。

だから子供が英語を学ぶ際にはまずは字幕なし・英語音声で始めます。

これは子供が見たものや行為と音を一致させるためです。

次に文字を認識できるようになったら英字幕・英語音声でDVDを見させてください。

これはお子様によって時期が違うと思いますが、だいたい8歳から10歳くらいでしょうか。

これは子供の綴りと音を一致させるためです。

子供は言語を学ぶ天才なので、多分このステップはそれほど時間がかからないと思います。

そして文字と音が一致したら英語音声だけでDVDを見せてください。

おそらく順調にここまでこれていたら、多分お子様は英語には困らなくなっていると思います。

 

大切なこと

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この方法で1番大切なところは、できる限り親も一緒にDVDを見るということです。

もちろん、独りで見せても英語力が伸びる可能性は十二分にあると思います。

しかしながら、親が一緒に見て興味を持っているところを見せたり、フレーズを真似してみせたりすると、子供も自分がしていることが間違いではないということが解るわけです。

そして、親が英字幕・英語音声でDVDを楽しんでいる姿を子供に見せることも忘れてはいけません。

子供はその姿を見て、英語で活動をすることが普通なんだと認識します。

それだけで子供の英語の苦手意識はなくなるはずです。

 

子供に見せるのにおすすめのDVDについては別の機会でお話させていただきます。