週刊ゴリラタイムズ 【謝罪文掲載】
先週号の記事で「まる猫の今夜もドムれない」に関する疑惑を紹介した。
疑惑とは「まる猫の今夜もドムれない」の筆者であるまる猫が実は猫ではなく人間なのではないかというものであった。
その疑惑が真実かどうかを確認するために街中でアンケートをとったところ、真実と同定できる結果が得られた。
しかしながら「まる猫の今夜もドムれない」製作委員会にコンタクトをとり、取材をした結果、我々の記事が真実ではないということが解った。
今回はその取材を編集することなく掲載し、我々の恥を晒すことで、「まる猫の今夜もドムれない」に対しての謝罪文とさせていただきたい。
取材内容
ゴリラタイムズ編集部 (以下「ゴ」):今回も取材に応じてくださり誠にありがとうございます。
まる猫の今夜も眠れないスタッフ (以下「ス」):あ、お久しぶりです。
まる猫 (以下「ま」):こんにちは、今回もよろしくお願いします。
ゴ:本日はこちらのブログに関して再び浮上したある疑惑の真偽を確かめたく、お話を聞きにあがりました。
ま:まだ何か疑惑があるんですか?
ゴ:はい、「まる猫の今夜もドムれない」の筆者はまる猫さんだと思うのですが、ある情報筋によりますと、本当は猫ではなく人間なのではないかという疑惑があるそうなのです。
ま:すいません、正しく聞き取った上で意味が解らないんですが。
ゴ:街中でアンケートをとってみても、この疑惑は真実と同定できる結果となりました。
ス:それだとどうして問題なのですか?
ゴ:大問題です。
このブログを見たかたの中には「猫がこんなブログを書いているのか、凄いな」と思われて、興味を持たれているかもしれません。
これは読者に対しての裏切り行為ですよ。
完全に詐称です。
ス:ちょっと待ってください。
ペンネームに猫が用いられているから駄目ということですか?
ゴ:そうです、誤解を産んでいます。
ま:もちろん僕と一緒にしてはいけないですが、お名前に生き物の名前が入っている文豪さんは多いと思いますよ。
ゴ:そんな馬鹿な。
ま:いや芥川龍之介先生とか偉大な文豪ですよね。
ゴ:.........確かに。
ま:大漫画家にゆでたまご先生がおられますが、実際はお二人で書かれていますよね。
ゴ:.........う〜ん、そうですね。
ス:夏目漱石先生の「吾輩は猫である」だって猫が書いているわけではありませんよ。
ゴ:明治の文豪ですね。
ス:解っていただけてよかったです。
ゴ:はい、訂正文を出させていただきます。
ス:そう、まる猫のあくびは本当に臭いので、コイツは猫であったとお書きください。
このあと、スタッフの発言に対してまる猫氏はショックを隠せないようであった。
自分のあくびが臭いなどとは思いもしていなかったようだ。
我々は充分な取材もせずに、「まる猫の今夜もドムれない」の筆者であるまる猫氏は実は人間であるというような内容を掲載したことをここに謝罪したいと思う。
この記事は当然のことながらフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。
※ 大好き、ドムドムバーガー!