わる猫の今夜も眠れない
皆様、こんにちは、まる猫です。
本当に残暑が続きますね。
ここまで暑いと冷静な判断力を失い、駄記事が増えていきますなぁ。
まぁ僕くらいになると小林駄記事と呼ばれることも多いです。
は!
いけない、あいつが出てこようとしている!
みんな逃げて!
このままだと、あのつまらない記事だけを書くことで知られるわる猫が出てきてしまう。
101人の勇者と僕がやっとのことで力を奪い、僕の中に封じ込めたわる猫が封印を解こうとしている。
みんな...ごめ...ん。
もう...抑えきれない...。
早く僕から...離...れ...て...。
フワッハッハ、この世界に戻ってきたぞ、吾輩こそはわる猫だ。
やっとあの光の戦士どもの封印を解いてみせたぞ。
これから未曾有のつまらない記事を書いて、この世の中を混沌の渦の中に陥れてやる。
吾輩は后様に「髪を切ってはならぬ、特にソフトモヒカンにしてはならぬ」と命じられていたので、「ぬぅっ」と言いながらも素直に髪を2ヶ月ほど切っていなかったのだ。
しかも前回床屋に行ったときも頭頂部分の髪はほとんど切っていなかったので、都合4ヶ月は伸ばし放題だったわけだ。
しかし流石に猛暑に耐えれなくなり、后様に許可をとり、少ない小遣いを握りしめ先日床屋に行ったのだ。
床屋にはベテラン理容師と思しき女性がいた。
吾輩はその理容師にこう言ってやったのだ。
「あのぅ、大変お手数なんですが、トップの髪はすいてもらって、サイドは刈り上げていただけませんか?」
するとその理容師は恐れおののき、こう伝えてきよった。
「今の状態からトップをすいちゃうと毛先がまとまらなくなるよ?」
吾輩はこう言ってやったわ。
「え、そうなんですか?」
理容師は震えながらこう言っておったわ。
「今の寝癖みたいな髪が嫌なら、毛量は減らさないと駄目だわ、ベートーヴェンじゃないんだから。」
誰がベートーヴェンだ。
確かに某日本人音楽家に似ているという理由で、職場では短足のベートーヴェンと言われているが、初対面の人から言われることではない。
いや、初対面じゃなくてもあかんわ!
きっと吾輩に恐れをなして冷静な判断ができず口走った言葉なのだろう。
それでも吾輩は容赦なく理容師に言ってやったわ。
「あっ、じゃあ、それでお願いします。」
この記事は当然のことながらフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。
※ 猫。