駆け出しミニマリストが選ぶ「心をあげる曲」2選
年齢とともに行動にミニマリスト的な志向が現れてきた。
余計だと思うことをしなくなってきたとも言える。
今日も洗濯、風呂掃除、食器洗い、部屋の片付けをし、空いた時間に1時間半ほどジョギング、そして夜には締切が迫る原稿のチェックをする。
要するに掃除、ジョギング、執筆しかしていない。
最近はテレビも見ないし、ギャンブルもしない。
敢えて言えば、ミニロトを月に4000円くらい買うだけである。
煙草も吸わないし、お酒も滅多に飲まない。
かつてはシェイカーを振ってカクテルを作っていた人間が、今は月に1、2度飲む程度だ。
ゲームもしないし、どこかへ遊びに行くこともない。
「楽しいことは何か」と問われれば、ジョギングと筋トレが楽しい。
不要な肉が筋肉に変わっていくのが面白い。
この志向は音楽にも現れてきて、かなり前から歌詞が要らなくなってきた。
ピアノだけで充分だ。
Keith Jarrettさんのアルバムと珈琲だけで心は満たされる。
けれども、そんな似非ミニマリストの僕も、落ち込んで心乱されたときには歌詞のある音楽が必要になってくる。
漫画、CD、DVD、そして楽器に囲まれている時点で、所有することに関してはミニマリストではない。
そもそもふりかけが好きという時点で、「足し算をしているじゃないか」と突っ込まれても仕方がない。
だから似非ミニマリストなのだ。
この記事では似非ミニマリストの僕が落ち込んだときに最近聴いている2曲を紹介したい。
ちなみに不安にとりつかれたときに僕がしていることは、以下の記事に書かれているので、興味がある方はご覧いただきたい。
maruneko-cannot-sleep.hatenablog.jp
魂を震わせて、心をあげてくれる曲 (即効性重視)
最初、落ち込んだときに何を聴くかと考えたときにAviciiが浮かんだ。
"Waiting For Love"や"Wake Me Up"は名曲である。
ただ最近聴いている「落ち込んだときに聴く曲」となると
"Don't Let Me Be Misunderstood"だろう。
この曲はそもそもNina Simoneさんの曲だと思うが、おすすめなのは
Santa Esmeraldaのアレンジである。
そしてKill Billのサントラ・バージョンが最高だ。
Googleで検索する場合は、「Don't Let Me Be Misunderstood キル・ビル」でヒットする。
歌詞は僕のセンスではないので、取り敢えずおいておく。
Santa Esmeraldaのラテン風アレンジが否が応でも心をあげさせてくれるのだ。
かなり古い曲なので知らない人も多いと思うが、ラテン系のノリが好きな人は魂に直接響く曲だと思う。
魂にしみて、心をあげてくれる曲 (持続性重視)
スローなテンポで、心にジワッとくるものを考えたとき、最初に浮かんだのはLENA PARKさんの"祈り〜You Raise Me UP"だった。
これはCeltic Womanのバージョンが有名だが、よく聴いたのはLENA PARKさんのバージョンだ。
ただこれも最近聴いているわけではない。
最近聴いているスロー系の「落ち込んだときに聴く曲」となると
"I'm Gonna Be Strong"だろう。
これももともとはGene Pitneyさんの曲だとおもうが、おすすめなのは
Cyndi Lauperさんのバージョンである。
「今それ?」と思われても仕方がない。
久しぶりに聴いてやっぱり良いなと思ってしまったのだ。
Cyndi Lauperさんと言えば、"Time After Time"や"Girls Just Wanna Have Fun"、"True Colors"が有名だが、個人的には"I'm Gonna Be Strong"が1番だと思う。
これは歌詞もとてもいい。
もしも落ち込んだとき、メンタルの状況に応じて心に処方してみてはいかがだろうか。