禁煙
こんばんは、まる猫です。
今夜も眠れないでいます。
気付けばもう長いこと煙草を吸っていません。
禁煙に成功したと言ってもいい期間ではないかと思います。
今では煙草の煙を嗅いだだけでクラクラしてしまうほどです。
もっと早く禁煙をしておけば良かったと思っています。
でも未だに煙草を吸ってしまう夢を見ます。
習慣とは本当に恐ろしいものですね。
煙草を吸いながら仲間と話したりする時間は楽しいし、時には必要なものだという気持ちもわかるので、必要がなければ禁煙する必要はないかもしれませんが、僕自身は禁煙して良かったと思っています。
今日は「禁煙をして良かったこと」と「どうやって禁煙をしたのか」について書いてみたいと思います。
禁煙をして良かったこと
ありきたりですいませんが、まずはじめに「禁煙をしてよかったこと」として挙げるのは、「お金が減らない」ということです。
僕は1日に使えるお金が1000円弱です。
日本の社会人の平均的なお小遣いの額ではないでしょうか?
集めている漫画の新刊が出ると、もちろん買いたくなります。
新発売の攻めたふりかけを見つけると、すぐに買いたくなります。
飲みたい夜は、おつまみを買いたくなります。
ところが煙草を買ってしまうと、これらの欲求はほとんど満たせなくなります。
何しろ煙草1箱で、予算の半分を持っていかれるわけなので。
禁煙をすることで、お金が減らず、購入できるものの数が増えたことは言うまでもありません。
次に「禁煙して良かったこと」として挙げるのは「使える時間が増えた」ということです。
僕の仕事場には喫煙できる場所がなく、最寄りの喫煙所まで行くのに5分以上かかっていました。
わざわざそれだけ時間をかけていくので、1本だけ吸って帰ることをもったいなく感じてしまっていました。
結果、2本吸って仕事場に戻ることがほとんどで、都合20分近く仕事場から離れていました。
それを1日3回以上していたので、少なくとも60分以上仕事をしていないときがありました。
今はその時間がまるまる仕事に充てられるため、帰宅時間が早くなりました。
また(当然といえば当然ですが)喫煙で席を外すことをよく思われない方もいたのですが、禁煙をしてからそういう方とも折り合いが良くなりました。
健康面についてなど、ほかにも良い点はあるのですが、目に見えて変わったのは上記の2つのことです。
逆に禁煙して悪かったことは、喫煙所で仲間と話す時間が少し恋しいところでしょうか。
どうやって禁煙をしたのか
解らない人には全く解らないと思いますが、禁煙ってかなりつらいものなのです。
「珈琲を好きな人が、明日から珈琲を飲めなくなるのと一緒」というのが例えとしては適当なのですが、少し面白みに欠けます。
う〜ん、そうなると、「これからもうどんな料理にも調味料をかけられないのと一緒」くらいがいいかもしれません。
刺し身に醤油をかけられないのは辛くないでしょうか?
いずれにしても本当につらいものです。
僕が提案された禁煙方法は以下の2つです。
①禁煙外来に行く
②煙草を吸いたくなったら、飴やガムを口に含む
まず、①の方法で僕の友人は実際に煙草を止められました。
確実に止めたいのであれば、禁煙外来はかなり効果大だと思います。
友人に聞くところ、かかった費用は20000円程度らしいです。
1日1箱煙草を吸う方は、2ヶ月で30000円程度になるので、はっきり言うと20000円は安いと思います。
しかしながら、僕は「煙草を吸い始めたのは自分の意志なので、止めるときも自分の力で何とかしたい」という謎のこだわりを持っていたので、この方法は取りませんでした。
では②の方法で禁煙に成功したかというと、そうでもありません。
正直、自分には合わない方法でした。
②の方法で禁煙に成功した人からは、飴やガムはミント系の味を選ぶように言われたのですが、ミント味だとどうしてもメンソールと比べてしまい、物足りなく感じてしまいました。
そして、ミント味ではない甘い味のものを選ぶようになり、謎の体重増加を遂げたのです。
では参考になるかはわかりませんが、実際に僕が行った禁煙方法についてお話させていただきます。
実はかなり単純です。
あるとき、僕は2週間以上の休暇をいただくことができました。
そしてその休暇が始まる前の晩に、卒煙式 (最後の煙草を吸うこと) を行ったのです。
つまり、好きなことができる長期休暇に合わせて禁煙をしたわけです。
これが意外にも自分にはフィットしました。
仕事のストレスがない状態だと、煙草がなくても何とかなるものでした。
10日位経ち、「これだけ頑張ったのだから今吸うのはもったいない」という気持ちが芽生えたとき、僕はいけると思いました。
お役に立つかわかりませんが、禁煙をしようと思われている方は長期休暇に合わせて挑戦をしてみても損はしないと思います。