スキンケアあるある2
かくかくしかじかというわけで僕は自分の顔の黒い斑点対策のためにスキンケアをすることを決意した。
とは言えスキンケアを1度もしたことのない完全素人の僕は何から始めればいいのか解らずそして僕は途方に暮れるのだった。
僕は恐る恐る奥様に質問をする。
かつて奥様がスキンケアをしていたときに、「ミノフスキー粒子をまとっている」などと揶揄したことがある手前、奥様に聞くのは気が引けるのだ。
ちなみにそのときは揶揄した次の瞬間、僕の眼の前に奥様の足があったことに驚いた。
おそらく「ミノフスキー粒子を」のあたりで回し蹴りの体勢に入っていたのだと思われる。

奥様は幼少期に肌荒れに苦しんだからか小学生くらいからきちんとスキンケアをしていた。
そのため「よく実年齢よりも若くみられる」と自慢をされる。
僕はその自慢を聞いて、「キモ」と言うわけだが、そのたびに伝説の右が僕のみぞおち辺りに深く深くつきささるのだった。
いつしか奥様は拳に体重を乗せる技術を覚えたため、強い痛みに吐き気を感じることすらある。
その奥様がアドバイスをしてくれたのは「取り敢えずきちんと洗顔をして保湿をすること」ということだった。
僕が音速の飽き性であることを知っているので、そんな人間でも可能な持続可能なアドバイスをしてくれたのだろう。
ありがとう、ミノフスキー粒子をまとっている方よ。
そしてその日のうちに洗顔化粧品を買いに行った。
この行動の速さが僕の本気を物語っている。

僕が買ってきたものが乳液だったことを知り、奥様は何か思うところがあったようだが、成分を見て「これは良い」と言ってくれた。
結論から言おう。
すごく気持ちがいい。
奥様が毎日30分くらいスキンケアに時間をかける気持ちがわかる。
とある男性芸人さんが40歳を過ぎてスキンケアにはまった気持ちがわかる。
使っている乳液は本当に僕にとって効果的で、仕事中に自分の肌を触りたくなるくらいすべすべになるのだ。
頬の黒い斑点問題は実は予期せぬ形で解決したのだが、それでも気持ちが良くてスキンケアをやめることができない。
奥様も「上から下じゃない、下から上に肌を持ち上げるように乳液を塗るんだ」と丹下段平のような熱さで指導をしてくれるようになった。
そんなスキンケアド素人の僕がスキンケア黒帯の方もおられるであろう読者様にスキンケアあるあるを言いたい。
スキンケアを始めると、まずクリームを肌に塗る手がすべすべになりがち。
※ 私愛用の乳液。