叫び 弐
真夜中に1日を振り返って自分がしたことに納得できない夜はないか?
望まぬ仕事にがんじがらめになり、1歩も前に進めない自分に苛立つ夜はないか?
僕はある。
誰のせいでもない自分が選んだ現在なのに心の鈍痛が収まらない。
心が寂しくて凍えそうになることがある。
もしもあなたも同じように感じているならば一緒に叫ばないか?
きっと僕とあなたは同じことを叫びたがっていると思うんだ。

一緒に夜をぶっ飛ばそう。
「せーの」で叫ぼうじゃないか。
叫び1
「『これって何に見える?』本当のあなたが解る4択クイズ」ってお前!
何十年も解ってないことが4択で解ってたまるか!
あら奇遇、あなたもずっと思っていたんだね。
しかも4択の中に自分の思ったものがなかった場合、心理テストからも爪弾きにされているのかと寂しくなるよね。
あなたはきっと僕の心の友かもしれない。
叫ぼう、もっと叫ぼう。
叫び2
さっき寝てたとき黒目向いてたよって、俺は宇宙人か!
そんな状況だったら起こしてくれよと言いたいよね。
だいたいそう言われても何と返せばいいか皆目見当もつかないものね。
あなたも同じことを言われて傷ついて来たの?
大丈夫、独りじゃないよ。
喉が枯れるまで叫ぼう。

叫び3
天ぷらバイキング1個100円って
バイキングじゃないじゃねぇか!
バイキングなのに定額食べ放題じゃないっておかしいよね。
あれは罠だよね。
ついつい何個もとってしまって会計時に唖然とすることってあるよね。
僕もだよ。
あなたもそう思ってたんだね。
叫び4
魚のフライだったらそう言えよ!
せめてイカフライであってほしいと思うことってあるよね。
しかも何の白身なのか全く解らないっていうね。
あなたもなら僕達は前世でつながりがあったのかもしれないね。
どんどん叫ぼう。
世界を僕達の色に変えていこう。

叫び5
いやいくらなんでもこんな服似合う訳ねぇだろ!
店員さんが商品を売りたいがあまり、「お似合いですね」と言われることあるよね。
僕も何度騙されたことか解らないよ。
たださすがにこの年齢で膝上20センチの短パンはないだろう。
場合によってはこんにちはしてしまうだろう。
今夜は次の叫びでおやすみ。
叫び6
五里霧中ってバナナじゃないのかよ!
ああ、もうこんな時間だ。
いつかの晩に再びあなたと逢えたら、また一緒に暗闇をぶっ飛ばそう。
※ 叫び。
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