新作小説のあらすじ
ブログでの配信が止み幾星霜、ついにまる猫が新作小説を引っ提げてブログを再開するのでは、という噂が6月某日より流れ始めた。
怠惰ゆえのブログ更新停止だとばかりに思っていた編集部は「まさか小説の構想を練っていたとは」と驚きを隠せなかった。
信頼できる情報筋より入手した新作小説の内容は以下の通りとなっている。

物語は2人の人物を中心に展開される。
28歳女性である但馬花束と30歳男性である遠山夕星だ。
2人は恋に落ちた。
どこにでもある恋の始まりをした。
どこにでもある恋を咲かせた。
そしてどこにでもある恋に心が忙しくなった。
そんな2人には互いに言えない秘密があった。
どこにもない秘密。
2人は仕事を偽っていた。
但馬花束はふだんはカフェの店員をしているが、本当は国を極秘で守る組織の一員であった。
花束は射撃の名手であり、中学のころから火器の取り扱いを仕込まれた一流のスナイパーであった。
それだけではなく一流の傭兵以上の近接格闘術を血の滲むような努力の末に身に着けていた。
恋なんて知らなかった。
そんな彼女に夕星は好きだと伝えた。
夕星の行動やことば1つ1つが彼女にとって宝石のように煌めいて見えた。
夕星を、夕星の住む国を守りたいと思った。
火器が手元にない場合、相手を浣腸してねじ伏せることから、花束のコード・ネームは「レイディー・スクリュー」であった。

遠山夕星は外資系の商社に勤めるサラリーマンだと名乗っていた。
しかしその実態は伝説のスパイ「アンノウン」であった。
世界の誰も彼がアンノウンその人であるとは知らなかった。
世界中の警察組織もどの事件にアンノウンが関わっているか解らず、アンノウンは愉快犯とされてきたが、夕星には確とした行動理念があった。
それはこの国を守ること。
スパイをして、裏の世界で暗躍するのはこの国に降りかかろうとしている火の粉を払うためであった。
そして夕星は初めて人を愛しいと思った。
花束だ。
花束を守るために夕星は今日も暗闇の中を飛び回るのであった。
2人は立場は違えど、同じ目的のため、愛する人が住む国を守るために動いていたのだ。

果たして2人の運命はどうなってしまうのか。
2人の恋はどのような結末を迎えるのか。
まる猫の新作の内容は上記のようなものらしい。
今後、ブログにて公開されるかは今のところ未定となっている。
なお新作小説のタイトルであるが「間諜に浣腸」と決まっているらしい。