前口上
人生には漫画が必要だ。
ともすれば繰り返しに見える毎日とは違う世界線の物語に触れることで、日常に意味を見出すことができる。
鈍い痛みが絶え間なく続くように思える日々にも、名作漫画は希望の光を灯してくれる。

僕は時間ができると自分の本棚の前を歩き、1000冊以上ある漫画本から心が欲するものを選ぶことにしている。
そして手に取った作品を読み始め、それが心のすきまにピッタリとはまる場合は完結まで没頭してしまう。
今宵はどんな漫画を手に取ろうか。

この記事で紹介する漫画は次のような人におすすめ
・笑いの要素もある本格的な野球漫画が好きな人
この作品は要所要所でクスリと笑える仕掛けがなされていて、読むたびに新しい発見がある。
・チームで一致団結して何かを成し遂げるというストーリーを読むと元気になれる人
チームの一人一人の個性がきめ細かく描かれており、それぞれの選手に感情移入しやすい作品。
チームが団結して勝利を勝ち取っていくところは魂が震えること間違いなし。
・90年代の日本のプロ野球に懐かしさや興味を覚える人
物語の中にはオリックス時代のイチロー選手、日本ハムの落合選手、ヤクルトスワローズの古田選手などが登場する。
それだけでも嬉しくなるのに、主人公たちのチームと対戦をしてくれるから楽しくてしょうがないではないか。
最近手にした名作漫画
最近没頭したのはハロルド作石先生の「ストッパー毒島」である。
- 価格: 759 円
- 楽天で詳細を見る
ハロルド作石先生と言えば「ゴリラーマン」や「BECK」が有名だ。
確かに「ゴリラーマン」は面白い。
ジャンルは何かと問われても答えることができない唯一無二の漫画である。
けれども僕は「ストッパー毒島」が一番のお気に入りだ。
あらすじは球速だけはメジャー級の高校生、毒島大広が高校を辞めて、プロに入団し、そこで出会った仲間たちと日本一を目指すというものである。
この物語は負けることが非常に多く描かれ、努力に努力を重ねても挫折する様子がフォーカスされる。
しかしその分、勝利したときの感動は尋常ではない。
まっすぐしか投げることが出来ない毒島投手がウイニングショットを覚えて相手チームをキリキリ舞いさせるところは快感でしかない。
またチームメイトと深い絆で結ばれ、互いを高めあい勝利していく姿を見れば、鬱々とした気持ちを吹き飛んでしまうだろう。
次は何を読もうか。
今宵も僕は本棚の前で名作漫画を吟味している。