【やってみようのコーナー】どんな事件も解決する高校生探偵の佐藤鳳夢。そんな鳳夢は今回も難事件の捜査をしていた。鳳夢はさまざまな手がかりを見つけ、やっと事件の謎が解き、容疑者を広間に集める。そして事件の真相を語りだす鳳夢であったが、抑えられない憤怒のために絶叫することとなる。果たして鳳夢に何が起こったのか?
人が僕に「ちょうどいいタイトルがつけられなくて困っているんです」と相談をしてきたら、僕は優しく「タイトルで笑いに走らないことだよ」と言ってあげられるくらいになった。
僕にとってタイトルは落語に出てくる酔っ払いに等しい。
どちらもツケるのが上手というわけだ。
何を言ってるんだ、僕は。
毎回お伝えしているが、このブログは記事の程度の低さに反比例するように読者様の知性が高いことで知られている。
哀しみが雪のようだ。
しかしそんな知性溢れる読者様であっても、そもそもお題が現実の世界線にないものであるのでサンプルを見るまでは意味が解らないことも多いだろう。
まずは参考までに案1を見てみよう。
案1 推理の途中でUber Eatsが届いた。
誰だ、腹減ってる奴は!
これから犯人の名前を言うところなのにいい匂いが気になって推理を続けられないじゃないか!
同一ベクトルになるが、推理の途中で「お時間あと10分です」という電話が来るのも嫌だなぁ。
つづいて案2にうつる。
案2 自分の推理を一言一句繰り返してくる奴がいる。
ああ、鬱陶しい。
どういう意図でそうしているのかは解らないが、そのリピートをするのに今はワースト・タイミングだということが解らないのだろうか。
つづいて案3にうつる。
案3 推理中に「犯人は...」とためていたときに、犯人自身に「俺だ〜!」と陽気に名乗られてしまったとき。
水泡に帰すとはこのことだ。
「あんただよ、ゴンザレスさん!」みたいなセリフが言いたくて探偵になったのに、全く言えないなんて。
「関係のない奴がいきなり自白して動機を語り出した」というのも同様に理由でありだ。
続いて案4を見てみよう。
案4 勝手に手話通訳をされている。
いや、大切なことだけど!
「助けて」などの重要な意味を持つ手話が国民全員が覚えるべきだけど!
さくっと案5にうつる。
案5 警部がずっとあくびをしている。
ああ、これはイラッとするなぁ。
もうすごくなぁなぁな関係になっちゃったんだね、きっと。
それでは最後の案にうつる。
案6 推理の最中にふざけてずっと白目をむいている奴がいる。
いかがだっただろうか。
もしもあなたが高校生探偵の佐藤鳳夢になってしまったならば、上記のような状況にはぜひとも注意をしていただきたいものである。
この記事は当然のことながらフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。
※ 孫の手ちゃんが手離せない。