【やってみようのコーナー】情熱だけが空回りするジェルメニカ・ノスタム (58) は世界的に有名ではないスポーツの祭典の新競技に新世界五種競技を提案する。しかしスポーツの祭典の関係者でないジェルメニカの提案も虚しく、そもそもその提案書がスポーツの祭典担当事務所とは関わりのない銀食器推進委員会に届く始末であった。悲しみに暮れるジェルメニカをよそに、友人は「提案書が正しく送られたとしても受理されることはなかっただろう」と思っている。果たしてジェルメニカが考えた新世界五種競技とは一体何であったのか?
実話を記事にしたものであっても「この記事は当然のことながらフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。」と添えている自分に気付いた。
完全に事実とは異なる文言だが、怒られるよりまあいいかと思う夏の日だ。
僕は人から怒られるのだけは避けたい人間なのだ。
ちなみに10分ほど前に奥様から洗濯物の出し方が気に入らないという理由で怒られホヤホヤ状態である。
愛を知らない子供はグレると言うが、僕もグレるのだろうか。
このブログは、筆者が野生のいちじくを食べて腹を壊す知能の持ち主であるが、対する読者様は素敵なライフを歩んでいることで周知徹底されている。
しかしそんな素敵ライフを歩まれる読者様でもサンプルを見るまでは記事の方向性がつかめないと思うので、さっそく案1にうつる。
なお僕は本日35℃を超える昼下がりにジョギングをしてから言動が一致しなくなっていることを留意しておいていただきたい。
言いたいことはそれだけか。
読者様の代弁もさせていただいたことだし、案1を見てみよう。
案1
嫌いだ。
スポーツとささくれのギャップが面白いだろうという安易な考えが嫌いだ。
まったくセンスがない。
案2にフェンシング、スイミング、やり投げ、マラソン、さしゃくれを用意していたことなんか本当に嫌いだ。
兎にも角にも案2にうつろう。
案2
フェンシング、スイミング、やり投げ、マラソン、満員電車で鬼ごっこ
できない。
満員電車では自由に走り回ることはできないのだ。
案1にも言えることだが、誰にでも思いつく案を提示するのはやめたほうがいい。
案1に模範解答を持ってきたあの時代が懐かしく思える。
紆余曲折あったが、あれが正解だったのか。
さてさて案3にうつろう。
案3
フルマラソン、自転車レース、遠泳、ロッククライミング、新年のカウントダウン
なお全ての競技を最初に終えた人間を勝者とする
決着がつかないだろ!
ゴールが同時になるわ。
わかりにくいことこの上ない案は避けていただきたいものだ。
そして案4を見てみよう。
案4
反復横飛び、泡を吹く、反復横飛び、泡を吹く、反復横飛び
カニやないか!
しかも2種だろ、これ?
続いて案5にうつろう。
案5
早起き、ラジオ体操、朝ご飯、アニメ祭り、昼寝
昭和の小学生の夏休みか!
今は令和ですよ?
次こそ時代に合う発案を心がけて欲しいものだ。
それではこの記事最後の案を見てみたい。
案6
星の誕生、生命の進化、火の使用、所有の概念の発達、文明の起こり
審判ができる人間がおらんわ!
やはり35℃を超える昼下がりにジョギングをしたからだろうか。
人間無理はいけませんね。
この記事は当然のことながらフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。
※ スポーツ。
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