心の狭い人間が動画配信サービスのコメントで苦手とするもの1選
極度に引きのないコメントに苦笑する人がいてもおかしくはないだろう。
書いている人が苦笑第1号なのだから。
そんなことはどうでもいい。
好きな歌を聴くのに動画配信サービスを用いらせていただいている。
GEOで購入した1980円のワイヤレス・イヤホンをして、音量を適度に上げればすぐに自分の世界に入り込むことができる。
余談であるが、GEOのワイヤレス・イヤホンはすこぶるコスパが良く気に入っている。
1年以上使っているが故障がなく、ランニングのおともに最適である。
このワイヤレス・イヤホンがなくなると非常に困るということが容易に予想できたため、予備にもう1つ購入したくらいだ。

話を本題に戻す。
動画配信サービスは素晴らしい。
発信の場を作り出し、クリエイターたちに世界を動かすチャンスを与えている。
もはや手に入らないアルバムの曲も聴くことができる。
僕はAviciiさんが好きなのだが、彼の曲を動画配信サービスで聴くと、自然と次のリストに彼の別の曲を選んでくれたりする。
最高である。
しかしそんな最高な動画配信サービスにも心の狭い人間東アジア代表の僕を悩ませるものがある。
一般の方のコメントだ。
もうこの時点でわかった人は僕と同志になれるだろう。
いやほんとズッ友でいてください。

そうなのである。
「〇〇年も聞いている人いる?」
このコメントが好きなミュージシャンの動画の1番最初にあると何だかそのミュージシャンが汚された気になってしまうのだ。
しかも「聴く」ではなく「聞く」である。
そもそも勝手に〇〇年に聴くのが変だと決めつけないでほしい。
そのミュージシャンに「あなたの曲は時代遅れだ」と言っているようなものだ。
クリエイターの気持ちを考えたことがあるのかと言いたい。
「ちょっと何言っているか解らない」という方は「こいつは心が狭い可哀想な人だ」と笑ってほしい。
決して僕を叱ったり糾弾したりしてはいけない。
デリケートな僕がそんなコメントを見ると次の日仕事を休んでしまうかもしれないではないか。

音楽は楽しむためのものであり、消費するためのものではない。
このコメントは音楽を自分勝手に消費するものだと感じてしまう。
先日はあまりに不快に思ったので通報しようとしたが、どこにも通報するというボタンがなかった。
あまりの不快感にこのコメントにどんな感想が書かれているかと思って、クリックしてみると衝撃の内容が映し出される。
「いるよ〜。」
「聞いてます。」
「来年も聞くよ〜。」
いや、よそでやってくれ。
一体何の確認をしているのだ?
もしかして犯罪計画とかなのか?
耐えられず洋楽を聴くことにした。
ここならば僕を悩ませるものなどあるまい。
しかしコメントの1つ目を見て僕は驚愕する。
"Who is listening to this song in 2025?"
ベイビー、世界の中に平穏で生きられる場所を残してくれ。