詩
我食甘味奥様所有
奥様激怒向我
我土下座謝罪向奥様
奥様怒為不話
我沈黙後話漫談
奥様増加怒
我述我購入同甘味
奥様述彼女今欲食
奥様長間思楽食此時其甘味
我走行便利商店
店内於我探甘味奥様昔所有
幸運的我発見其甘味
同時我知我忘運財布
我一旦帰宅後掴財布
我再度走行便利商店
我急甘味陳列棚
我発見他客既購入其甘味
中陳列棚甘味無
我窮後得電撃的思考
我購入餡饅
我持運餡饅届奥様
奥様再激怒
我不可思議
奥様許可我食其饅頭
我発見其饅頭非餡饅
其饅頭中咖喱存在
演舞
古代中国の英雄は酒を愛し、詩を愛したという。
横山光輝先生の「項羽と劉邦」を人生の愛読書としているまる猫も中国の英雄に憧れる気持ちがあり、卑小な存在である自分もそのように生きられたらと常日頃から思っている。
お酒を飲み気持ちが高まってくると、まる猫は何処からともなく扇子を持ち出して、黄河の流れを想うというところまでは前回の記事で紹介させていただいた。
前回の詩に飽き足らず、今回はすべて漢文風に詩を作るといった読者様が大驚失色するようなことをやってのけたのだった。
それをときには訓読みをしながら歌い、舞を踊るのであった。
そして言うまでもないことであるが、文法的には完全に間違っているからやっかいなのである。
読者様の中には「文字化けしてる!」とか「ウイルスが入ったのか?」など不安になった方もおられるかもしれない。
その件に関しては完全にこのブログ側が悪く、誠に申し訳ないかぎりである。
この場を借りて謝罪させていただきたい。
また心の綺麗な読者様は「中国語もできるんだ、すご~い」と思われたかもしれないが、まる猫に限ってそんな知恵なぞあるはずもない。
彼は前世がゴルジ体確定と言われるほどの存在なのだから。
そう、まる猫は気付いていないのだ。
読者様の誰もこのようなことを期待していないことに。
職場で同僚から愛されていないことに。
家庭ですら居場所がないことに。
この記事は当然のことながらフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。
※ 扇子。